みなさんGWですねぇ。
小売業しか経験のない裏管理人には無縁の世界です。
実はネコを中心にしたBlogもやっています。
娘と共同ののんびりBlogであえてひっそり系にしていますが先日の娘の記事が最高
に面白かったのでパクリです(笑)。
左マリ、右ゴマ。
なにゆえこうなったのか定かではありま
せん。
そもそもこの二匹は同じ場所に居ること
自体がほとんどないのに…。
こんな場面は想像できないのですが
もちろん「やらせ」ではありません。
名づけて「シンクロナイズド睡眠」。
これは裏管理人のオヤジギャグで娘の出典ではありません(汗)。
GWということで、テーマ:洋食器のある生活からテーマ:猫のいる生活 でした。
ミニハイハンドルカップ&ソーサー
ロイヤルコペンハーゲンのハイハンドルカップ&ソーサーはみなさんよく
ご存知ですね。
カップだけでもマグカップのように使える人気アイテムです。
ブルーフルーテッドプレインとホワイトハーフ
レース、プリンセスにメガなどでラインアップ。
品番089がLサイズで330cc、
092がSサイズで240cc。
容量たっぷりで朝のスープもOK。
ソーサーはちょっとした小皿がわりにも。
馴染み深いのはこちらのブルーフルーテッド
プレインです。
で。今日のご紹介の主役はこちらです。
ブルーフルーテッドハーフレース。
パターンの違いだけだけではなくてサイズ
が全然異なる2007年の新作です。
品番095でミニハイハンドルとなります。
こちらも数パターン用意されています。
さっきのハイハンドルを小さくした形です。
これを採り上げたのは新作だからですがもう一つの理由は代理店様の命名が
可笑しかったからというのもあります。
だってミニハイハンドルといっても容量170ccですからコーヒーカップのサイズ。
330ccを「L」、240ccを「S」と表現しちゃったので「ミニ」になったんでしょう。
何も知らないで画像だけみてミニチュアと勘違いされる方もいるのでは、というの
は心配しすぎでしょうか(笑)?
いずれにしてもコーヒー党にはマイカップとしておすすめです。
マイセン ブルーオニオンスタイル
Meissen Blue Onion”Style”,Cobalt blue
2007年のマイセンデイズで発表されたブルーオニオンスタイルは波の戯れシェイプ
にブルーオニオンのパターンがアレンジされたニューカマーです。
800101/28633と28472。
ティーカップ&ソーサーとプレート22cm。
波の戯れシェイプに描き込んだところが
新鮮です。
伝統のパターンがモダンなイメージにな
りました。
新商品としても通用する数少ない成功例
だと思います。
右は2004年のマイセンデイズで発表された初代ブルーオニオンスタイル。
フォルムが伝統のノイエアウスシュニットのままですからどうしてもブルー
オニオンの面影が強いです。
同じパターンでもフォルムによってずいぶんイメージが変わる好例ですね。
ブルーオニオンスタイルでまとめたページはこちらです。
グリーンフルーテッド
ROYAL COPENHAGEN Green Fluted Plain 2_525
ブルーフルーテッドはご紹介済みです。
2年ほど前にグリーンフルーテッドという色違いが発表されましたが、ようやく
洋食器の創美でも扱い始めました。
ブルーが渋めのグリーンになってもうみなさんご存知でしょうがこんなです。
見慣れないからでしょうか。新鮮です。
19世紀後半にブルーフルーテッドと並行して作られていたとか。
新バージョンというより復活バージョンだったんですね。
1960年にはSASロイヤルホテルのディナーウエアに採用されたエレガントなシリーズ
です。
デンマークの五つ☆ホテルですが今でもグリーンフルーテッドでサービスされるんで
しょうか? 優雅に投宿経験のあるかたはぜひ教えてください。
こちらにアップしています。
スイレン
昨年の6月18日に洋食器の創美のWEBのサポート別動部隊CREST様(お取引先様)
のすすめでわけもわからずスタートしたこのBLOG。
9月半ばに試行錯誤しながら取り付けたカウンターがいつのまにか10万件突破して
いました。
実店舗系の仕事が急増して残念ながらBLOGを中止しようと(せざるをえない)決断し
ましたがせっかく毎日続けてきましたし、津田沼店では「いつも見てるわよ~」とか
「あれある?」とか実際にご用命いただいたり。
止めるわけにはいきません。これまた勝手に判断(笑)。
「楽しんでいただく」という営業魂、「笑かしたい」という関西サービス精神がPCの前
に導きます。
「毎日でなくていい」とアドバイスされるんですが「毎日でないと」続ける自信がない
んですね。
なにしろ勝手に始めて勝手に続けて勝手に仕事(のつもり)にしているわけですから。
「洋食器の創美オフィシャルブログ」はあくまで自称です。
勝手に名付けて始めちゃったんですがなんだか集中できる環境ではなくなりつつあり
ます。勝手なので「勝手にしろ」です。
で、勝手に止めようとしたわけですが洋食器のこと以外の記事も勝手に増やして勝手
に続けることにしました。
勝手な長い前置き失礼しました。
大晦日にスイレンを咲かせる計画の報告をしましたが3月初旬に植えた株から芽が
出て昨日ついに最初の水上葉が水面にたどり着きました。
拡大していただかないとわかりにくいですが、
ね。左は温帯スイレンのファイヤークレスト(CRESTさん、頼みますよ!)、右はスイレンの
原種ヒツジグサ。
コツコツじわじわ一生懸命でWEBと同じです。
温帯スイレンのマダム。
一番日当りの好い場所ですがあと数cmがんばら
ないと水面までは届きません。
咲くんでしょうかねぇ?
水辺の植物のマイセン紹介する予定なんですが。
ワイルドストロベリーも上手に育つんでしょうか。
じっくりゆっくり待ってみましょう。
WEBの世界って派手なようで実は人知れず繰り返す「積み重ね」が命のとても地味な
作業の連続の世界だと教わったことがあります。
1日1日で勝負してきた裏管理人には最初は意味がわかりませんでしたが今はよくわか
ります。
実際にやってみないとわからないんですよね~。
スイレンのように地味に成長していつか水面に浮かんで可憐な花を咲かせましょう。
廃番ウェッジウッド特集その3
第三弾はけっこう最近のアイテムから。
一つだけすごく懐かしいのが混じっています。
それはどれだかわかりますかぁ~?
左上からグレイス、フローラルタペストリー、パリス、ハーレクィーン、
右下のラストがチャトレー。
本格派のグレイスは「命短し恋せよ乙女」って感じでしたね。気品がありました。
フローラルタペストリーは万人受けは難しいでしょう。
二種類のラインアップのパリスはこのブログでもご紹介したくらいなかなかの存在だった
と思います。廃番は残念でした。
ハーレクィーンはサムライ同様、着物のような。
この三つははウェッジウッドの試行錯誤がみられて面白いです。
最後のチャトレー(シャトレイとも呼ばれていました)はかなり前のシリーズです。
オズボーン、キャベンディッシュ全盛期に果敢に登場しましたが太刀打ちできずに
敗退しました。
すごく気に入っていたのを覚えています。
こうやって見てくると
毎年新柄を発表しつつ当然廃番が出てきて、それが今のウェッジウッドのやり方
なんでしょうね。
セットで揃えて末永く使い込むという洋食器ならではの実用性はなかなか通用し
なくなっていますから企業としてはいたしかたないですね。
搬出作業
「洋食器の創美津田沼店ファイナル名品展」会場より~最終章
火曜日でついに津田沼店の名品展は幕を閉じました。
通算二桁億円のお買い上げをいただいた津田沼名品展は秋には船橋?名品展
として続行です。たぶん。
開店メンバーだった裏管理人が15年後の最後の名品展の搬入から搬出作業まで
参加するとはなんという巡り合わせでしょうね。
悲喜こもごも。
昨日は搬出日。こんな感じです。
修羅場といえば修羅場です。
三桁万円の名品もゴロゴロしています。
急いでチェックして包んで箱詰めしてい
つものエアサス仕様トラックに積み込ま
なければなりません。
電光石火、25日からのセールの陳列ま
で終えたのでした。
手伝っていただいた応援入店の若い衆の皆様まことにありがとうございました!!
スープチューリン
「洋食器の創美津田沼店ファイナル名品展」会場よりpart6
ROIYAL COPENHAGEN
Flora Danica 1_141_178
本日は怒涛の搬出日。
○億円相当の名品を8時間ほどで梱包出荷しなければなりません(汗)。
まだ撮り置き画像があります。
何度か登場させたロイヤルコペンハーゲンの
フローラダニカのスープチューリンです。
世界一贅沢なディナーサービス。
今どきこんなアイテムを仕入れちゃう洋食器屋
さんあんまりありません。
ご覧のように三種類のデンマークに自生する
植物が描き込まれています。
モチーフの原典は学術図鑑ですから各植物の名前もラテン語の学術用語でペインター
自ら記します。
こんなです。
左:本体の底面、右:蓋の裏。
人気のピンク系の花が選ばれた超おすすめ品です。
大きめのサイズでアップロードしてありますから拡大してどうぞ。
今回連続で津田沼会場からご紹介した名品の数々は今週から洋食器の創美
新宿サブナード店でご覧になれます。
新宿サブナード店は広いですよぉ~。
空飛ぶ絨毯
「洋食器の創美津田沼店ファイナル名品展」会場よりpart5
いよいよ本日最終日。
明日は恐怖の搬出です。ネットショップはとうとう一週間以上ほっぽらかしですが
ブログだけは夜な夜な気合いで営業中。
だいぶよれてきました。
マイセンの人形でもあり壁飾りでもありのすてきなアイテムがこれです。
900700/73361。
必殺P.シュトラング&H.ヴェルナーコンビの作品。
千夜一夜ですね。
風になびいてます。
浮いているようにも見えます。
どうやって飾るか想像できますか?
おしゃれなインテリアですよぉ。
寝かせても人形が浮いているのがおわかりですか。
こんなふうにうしろにフックに掛ける穴が開いていて
掛けると立体的な壁飾りになるんです。
千夜一夜のプラーク(陶板)とコーディネイトして
飾ったらすてきでしょうね。
しゃれていて大好きなアイテムです。
こんな名品もファイナル大特価ですよぉ(笑)。
マイセン・ヘレンド・フローラダニカ・セーブル・モーゼル・アンティーク各種・リヤドロ・
Gジェンセン・ヘキスト・KPM…。
テーブルウェア全般・花器・陶板・銀器・置物・人形・直筆絵画…。
千秋楽です。
ヘレンド 狛犬
「洋食器の創美津田沼店ファイナル名品展」会場よりpart4
神社やお寺さんの境内に居ますね。石像の一対の狛犬。
まとめて狛犬と呼んでいますが口を開けている方が獅子、口を閉じている方が狛犬
というのが正しいそうです。
ここでいう獅子というのは想像上の神獣でライオンではありません。
麒麟などとともに伝説の動物として初期マイセンでもよく題材になっています。
口を開けるのと閉じるのとで、「阿吽の呼吸」の「阿-あ-」(最初)と「吽-うん-」(最後)
まで表してひいては永遠・宇宙まで象徴しているんだとかで壮大です。
昨日は天使でしたが狛犬は「神使」とも言われます。
前置きが長くなりましたが、ヘレンドの狛犬がこれです。
HEREND SJ-5309とSJ-15296。
こちらは「西安の黄(SJ)」の狛犬の一対。
洋食器の創美では右足上げと左足上げ
と呼んで区別しています。
どちらも口を閉じていますから「うんうん」
になっちゃいますね(笑)。
ヘレンドのシノワズリシリーズ各種で
左足上げ集合!! の図。
左から西安の黒、赤地菊、西安の黄、
西安の赤(ゲデレ)。
並ぶと超ユニークでしょ。
左のほうに餌をもっている人がいると
しか思えません(笑)。
親分登場。
G-5308はLサイズ。こちらもパターンは各種
ラインアップされています。
な~んか体型がネットショップスタッフの愛犬
太郎(パグ犬)に似ているような…。
でもこの手描き、たいへんですよぉ。
地色ももちろんハンドペイントですから。
さすがのヘレンドもインドを起源とする「阿吽」や「宇宙」までの深読みはできなかった
ようですがポーズで一対をデザインした点はさすが。
お玄関にお対で飾れば魔除け厄除け福は内で完璧!!