カテゴリー: モーゼル

皆様こんにちは。
来たるべき夏本番に備え
涼しげなガラスの器をご紹介しますね。

モーゼル　スプレンディッド　デザートグラス　　　１０１６９/Ｓ
口径１１．７ｃｍ　高さ７．４ｃｍ　
モーゼルはご存知の方が増えたと思いますが、
チェコ共和国の高級ガラス器のメーカーです。
海外のカタログ上の容量表記は１００ｍｌ、満タンで１７５ｍｌでした。
「デザートグラス」の形状名称は日本の代理店様のネーミングです。
海外のメーカーカタログではシャーベットグラスとされています。

ヘレンドのケーキプレート１９ｃｍに重ねてみました。
モーゼルはカリガラスで作られていますので
透明度は高いのですが、ギラつきはおとなしく
かなり落ち着いた雰囲気があります。
あまり出しゃばらない感じなので、陶磁器の食器とうまく合うのです。
当然、和風のコーディネートもばっちり決まります。
かなり前ですが、ジノリとヘレンドの食器を納品に行った
銀座の某有名和食店さまでも、同じグラスを使っていました。
何やら高級な白身のお造りが盛られていましたよ。

カットの細かさがお分かり頂けるでしょうか？

格子状のカットの上に楕円のレンズカットがプラスされます。

サンドブラスト技法で模様が彫り込まれた上に金彩が施されます。
ちなみに一昔前はこの模様もサンドブラストではなく、
エッチングでつけられていましたので装飾の雰囲気がきもち異なります。

おおツ実に豪華ですね。（笑）
金を焼き付けた後は、瑪瑙の棒でガリガリ金彩を磨き上げて
光沢を出しますので横方向に研磨したヘアラインが残っています。
ペラペラした金彩では有りませんよ！実にステキでゴザイマス。
贅沢ではありますが、たまにはこんな器で
食事を楽しみたいものですね。
皆様ならどうお使いになりますか？
ワタクシならカクテルを楽しみたいと思います。（笑）
飲むことばかり考えていてはだめなのですがね…

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皆様こんにちは。
夏は始まったばかりというのに大変な暑さですね。
洋食器の創美の各店舗では
サマーバーゲン売尽しを開催中です。
合羽橋店では広告掲載品のモーゼル新作が好評です。

モーゼル　ウェイブ　オールドファッション　６色展開（他にクリアもあり）
大変に涼しげな雰囲気でゴザイマス。
口径８．４ｃｍ×高さ９．４ｃｍ　　容量３００ｍｌ
女性の方でももてあまさないサイズです。

一番人気の「アレックス」　太陽光・白熱光では赤紫色に見えますが
蛍光灯下では薄青色に見える２つの色をもつ色ガラスです。

ウェイブの名前の通り、波型のレリーフがきれいにテーブルに映ります。

こちらは「ベリル」カラー、ワタクシの一番好きな色（笑）
ベリル（ＢＥＲＹＬ）は鉱物名で緑柱石のこと。
黄色・ピンク系もありますが鮮緑色のものはエメラルドなんだとか。

こちらは「ロザリン」カラー、厚みのある底部を見ると色が濃い感じしますが…

グラスをひっくり返し、底面を撮った画像です。
実はけっこう淡い色。　

さらにモーゼルのグラス全般に言える長所ですが
飲み口が台形にカットされているので、口当たりが良いのですよ。
ああっ絶対にお酒が美味しく飲めますね。（笑）
さあ、皆様なら何が飲みたくなりましたか？
このモーゼルは是非実物を手にとってご覧いただきたいですね。
外は暑いですが、洋食器の創美にお出かけくださいませ、お待ちしております。

先日、府中市のお客様宅へ伺った帰り道、久しぶりに神保町界隈で昼食。
喫茶店の「さぼうる」さん。超なつかしい
御茶ノ水～水道橋～神保町の三角地帯をぶらぶらしていた
学生時代がフラッシュバック（笑）
コーヒー一杯でずいぶん粘ったものです。

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　ロブマイヤー以外で好きなワイングラス。
　MOSER　Mozart
　
　これは容量120ccの白用。
　モーゼル工房のある温泉保養地カルロヴィ・ヴァリ。
　そこにモーツァルトが滞在したことを記念して1936年にリリースされました。
　シンプルかつ繊細。
　縁に施されるパールカットはデザイン面だけでなく、絶妙な口当たりを生み出します。
　手に取るとその軽さに驚かされます。
　じつはMoserはネットショップでも扱っています。
　SEARCHして下されば確認できます。
　定価表示で全部品切れですが、お問合せ下されば･･･です(笑)。

　
　とある特別催事に来ています。
　スプレンディッドのリリース100周年を記念して今年発表されたチャイナウェア。
　
　
　本邦初公開といっても過言ではありません。
　週末3日間限りのひっそり企画。
　驚きの品揃え。

　先月名品モーゼルのご用命を頂戴しました。
　半年以上お待たせするにもかかわらず。

　カタログをお送りしてメールとお電話でやり取りして。
　ネットショップにアップしてないじゃないかって？
　じつはアップされているのです･･･。
　
　お問合せから始まる希少品の販売けっこう多いんです。
　お気軽にどうぞ。

Moser　SPLENDIT

1911年デザイン。
エリザベス女王戴冠式の贈り物に使われた栄光の歴史を持ちます。

思わずため息でしょ?
とくにこのスプレンディッドのセッティングはすばらしかったです。

扱ってはいますがひっそり。
知る人ぞ知るですがじっくり。
Moser　since1857
スペシャルイベントでコーディネイトされたセッティングをパシャしてきました。
Maharani

1895年デザインの不朽の名作。

グラスウェアにとどまらないアイテムラインアップが本物の証。
明日につづく。

チェコの名ガラス工房”Moser”は何度かご紹介しましたでしょ?
限りなく天然水晶に近い静謐な透明度のカリクリスタル。
全工程が熟練マイスターの100%手作業。
150年以上の歴史。
少量生産。
そんなモーゼルのなかでもこのアイテムは秀逸だと思います。

高さ28cm/幅20cm
そもそも何だと思います?
大きさのイメージは腕に通して提げるバッグくらいの感じ。
このまま小さくなれば指輪になりそう。
花瓶なんですよ。別名リングベース。
ボール状になったところに花を活けて両脇に…。
「お料理のサービスにも使える」とはテーブルコーディネイターのお得意様のアイデア。
ほかにはないおしゃれなアイテムです。

数日前にカリクリスタルのモーゼルの静謐な透明感についてお話しました。
ケータイ画像でその違いが果たしておわかりいただけるか?
梅田店に出張中(２０日から名品展!!)で売り場で撮ってみました。
バカラのアルクールvsモーゼルのBARのオールドファッショングラス対決。

↑Baccarat

↑Moser
どっちが良いとかではなく透明度の質感が異なるわけです。
バカラ都会的ハリウッド系美女、モーゼル平安美人?
どっちもええなぁ。

何度かご紹介しましたがモーゼルやロブマイヤーは酸化鉛を使わないガラスです。
一般的に酸化鉛24%以上のガラスをクリスタルと呼びます。
ブナの木の灰を混入させて作り出される「カリクリスタル」。
レッドクリスタルに対して硬い・軽い・耐薬品性高などの特徴があります。
加工には手間がかかります。
透明度はいかに?
ファセットカット(平面カット)を施された面取りのあるアイテムはとくに圧倒的な透明感を
発揮します。
↓Diplomat

先入観なしに他のレッドクリスタル製品と比較しても、なんというか静謐な透明度に魅了
されます。人工的でない輝きとでもいうか。
チャイナvsボーンチャイナのように良し悪しではなくそれぞれの特徴の話ですが、やはり
制作に手間のかかる昔ながらのカリクリスタルへのこだわりを贔屓したくなりますね。