ご来客へのおもてなしも含めて、ご自宅使いで人気のあるシリーズは、カップ&ソーサー以外のアイテムのご用命が多くなります。
プレート類やティーポット、ボウル類の品ぞろえが必須。
Sohbiネットショップでいうと、SPODEブルーイタリアンやVilleroy&Bochのニューウェイブ、Portmeirionボタニックガーデンなど。一昨年まではR.Ginoriのベッキオホワイトもその筆頭でした。
そんななかで、切り口の異なる需要でプレート類に人気のあるシリーズがあります。
フッチェンロイター マリアテレジアホワイト
ポーセリンアーティスト様御用達。
絵付け教室の先生からもご用命があります。
プレート率が高い。
とう訳です。
20年くらい前まではマイセンやKPMのホワイトチャイナのお問い合わせやご注文が多かったのですが、お取り寄せが難しくなりました。価格も今のご時世ではちょっと現実的ではありません。
もちろん、美しい伝統的なフィルムと滑らかな磁体をホワイトで楽しむのがマリアテレジアの醍醐味です。
珈琲でも紅茶でも本来の良さを満喫できます。
必須アイテム
シュガー・クリーマーはほとんど動かなくなっていますが、ティーポットの需要は
けっこうあります。
ガラスポットやシルバーのポットなら、どんな場面でも使えますが、やはりカップ
と同じパターンのティーポットでおもてなしするとテーブルのグレードが一気に
上がります。
チャイナのポットは中が茶こし状になっていませんから、こういうアイテムが活躍
することになります。
ウェッジウッド バタフライブルーム
ヘレンド各種
スポード ブルーイタリアン
ご注文をいただくと、その方のこだわりを感じ、すてきなティータイムを思い浮か
べ、半分羨ましくなります。
洋食器は本来サービス用です。
ちょっとしたアイテムをさりげなく使いこなす。
いいです。
ティーポット
30年ほど前はティーカップを6客そろえたらほぼ必ずティーポット・シュガー・クリーマー
もご一緒っていうのがお約束でした。
メーカーのスペックはかなりザックリなんですが、カップの容量はだいたい150mlから
200mlとされています。
基本6人用ですからティーポットは容量1L以上しかありませんでした。
でかいなあ。
と思ったものです。
でもそれが王侯貴族文化に由来するラインアップなのでした。
今ではどのブランドでも最低2種類のサイズが用意されていますね。
来客も家族も少なくなっているご時世に合わせて。
写真のWEDGWOODユーランダーパウダーブルーには1.2Lしかありません。
ちゃんと?使ってほしいという矜持を保っているといえますね。
これでスティックシュガーとスジャータ(笑)じゃ興ざめ。
至上のおもてなしにどうぞって感じです。
>ブルーはこちら
>ルビーはこちら
プレイスマット好調です!(^^)/
洋食器が元気だったころ
磁器絵付け
ポーセリンアート、ポーセリンペインティング、チャイナペインティング、…。
いろんな呼び方のある磁器絵付け。
ホビーペインティングともいいますが、テーブルウェア展などで作品を拝見すると、
思わず裏返して窯印を確認したくなるハイクオリティ、ハイグレードな絵付けが
たくさんありますね。
ご趣味の域を超えてます。
「これマイセン?KPMかな。」とか。
Sohbi創業のころから絵付けの対象になるカップとして、マイセンのホビーコレク
ション(現在入手困難)やKPMの白磁が人気があります。
先生方からのまとまったご用命もしばしば。
今一番人気あるのは、
フッチェンロイターのマリアテレジアホワイト。
プレート類などカップ&ソーサー以外のアイテムのお取り寄せも多いです。
先日、「とてもいいです。追加したいので取り寄せを」と嬉しいメールを頂戴しました。
ロココ調のレリーフのリンドナーのプレインホワイト。
カールトゥーシュの窓取りを金彩で。
そのなかには花絵?人物画?果物画?
夢は膨らみます。
このお客様、マイセンのノイ・マルセイユの白磁のティーカップ&ソーサーをお探し
だった(もちろん受注発注しましたよ(^^)v)くらいの方です。
その方に絶賛されたのがとても嬉しいのです。
※ご用命はティーカップでした。
ティータイム
平均一人一日4-5杯。
今でも英国人の紅茶好きは変わりません。
好き嫌いというより伝統と習慣、ひとつの文化ですね。
よく言われる英国でのティータイム
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アーリーモーニングティー:寝覚めの一杯
ブレックファーストティー:たっぷりミルクティー
イレブンジスティー:お昼前のひととき
ミッディティー:三時のお茶
アフタヌーンティー:優雅なマダム
ハイティー:一家団欒
アフターディナーティー:スウィーツと
ナイトティー:くつろぎ
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パブで飲んだくれて帰宅したら紅茶をキューっと一杯(笑)とかするのでしょうか。
洋食器のSohbi一号店がオギャーと生まれた約四半世紀前に奥様がたの間で大流行
していたのは英国でいうアフタヌーンティータイム。本来は上流階級の社交目的です
から、優雅なのです。当然カップやプレート、カトラリーも話題になります。
そりゃもうちゃんと6人分そろっていなければなりません。売れるわけです。
でもみなさん、ほんとに楽しんでらっしゃいました。
そのうちディナーセットまでいっちゃいます。
そしたらグラスも…。
紅茶のゴールデンルール同様、洋食器にもゴールデンルールがあるのです。
なので個人的にティーパーティー推進運動を提唱中です。
保守市民運動ではありませんよ(笑)
ティーセットのすすめ
20年以上前はセットでそろえるのが基本でした。
今はいろんなカップで楽しむのが主流です。
いいんです!それで。
でもたまにはティータイムを本格的に、っていうのも魅力でしょう?
400ccくらいや600cc、800cc前後の容量のティーポットではダメッ!みたいな。
やはりそこは6名分はサービスできなければなりません。
たとえば、Aynsleyのエリザベスローズピンクにもちゃんと1100cc本格派がラインアップ
されています。
イングリッシュバイオレットにも。
どちらもティーカップ&ソーサーはアセンズを使いたいですね。
エリザベスローズピンクならカラーバリエーションもあるので面白いサービスができ
そうです。
もちろん21cmのプレート(エンズレイさんはティープレートと呼んでます)とシュガー、
クリーマーも必須。
カップ&ソーサーとプレートは6人分で23pcsティーセット。
うちはお砂糖入れないから。とかではなくて(笑)。
1セットでいいんです。
ブルーイタリアンも1100ccのティーポットは現役です。
「あら。すてきね~。」 ゲストの好反応保証付き。
遅ればせながらテーブルウェアフェス2012 その1
スフレカップ
洋食器のSohbiに縁がなければ縁のなかった知識って山ほどあります。
聞くことも言うこともまったくないはずの名称も海の広さほどあります。
ウェッジウッドっていう名ですら。
スフレカップっていうのは20年くらい前に知りましたが、スフレっていう料理のジャンル
自体いまだによくわかっていません。
自宅で出てくること皆無(笑)。
でもこれ確実に20年以上食卓に出てきて使っている・・・。
なにに?って?
サラダ大量に食べますが、どんなにいろいろなドレッシングがあってもうらかんは胡麻油
に醤油をかき混ぜてダ~ァ。
それを作るのに出てきます(笑)。
スフレはフランス語だったらしい。
スフレカップともラムカンとかラメキンとかともいいますね。
小鉢代わりにけっこう使えます。
それでいいのだ。