カテゴリー: マイセン

皆様こんにちは。
夏真っ盛りすぎて、クラクラしますね。
夏バテなどなさらぬようお気を付け下さいね。
何回か食器以外の話が続いたので
今日はカワイイモカカップを紹介しましょう。（笑）

マイセン　ドリーム　モカ碗皿　　　７０１５９０/３３５７９/４
品番の末尾の４は６種類ある絵柄のモチーフナンバー４番という意味です。
カップ口径６．５ｃｍ　高さ６ｃｍ　ソーサー直径１２．９ｃｍ
容量は満タンで１００ｍｌです。

カワイイデザインでしょう？　（価格は全く可愛らしくありませんが、笑）
器のフォームも見慣れないかもしれないですね。

２００５年９月の「マイセンデイズ」で発表になった
マイセンの最新フォームで　“パール”という形状のシリーズ名があります。
※プレート・ソーサー、ポットなどの蓋のつまみに真珠を模した
まるいポッチが施されています。

デザイナーの夢に出てきたアイテムが絵付けされています。
デザイナーはグードルン・ガウベ女史（１９６１年-）
ハレ・ブルクキービﾂヒェンシュタイン工業デザイン大学と
ドレスデン造形大学でデザインを専門的に学び
１９８９年にハレ～工業デザイン大学にて助手を務めていました。
１９９０年には国立マイセン磁器製作所でデザイン開発の仕事を始めます。
養成学校からの叩き上げでないところが興味深いですね。
花絵付けなどでも独特の世界観を展開し、
新しいマイセンの世界を開いたデザイナーの一人です。
（現在は、残念ながら大人の事情でマイセンには在籍せずです。）

お洒落なキーホルダー。　有名なブランドものか？（笑）

見ていて楽しくなるデザインです。
ちなみにこのデザインはモカ碗皿しか作られていません。
意外と希少なマイセンです。

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皆様こんにちは。
世間様はいよいよゴールデンウィークが始まりましたね。
最大１０連休？うらやましくて気が遠くなります。（笑）
今日ご紹介したい素敵な碗皿はこちら↓

マイセン　エキゾチックな水辺の花・コーヒー碗皿　５００３１０/２３５８２
カップの口径６．５ｃｍ、高さ８ｃｍ。ソーサーの直径１４ｃｍ
容量は満タンで２００ｍｌ、実質容量１５０ｍｌです。
創美では昔からシンプルに「プランツェン」と呼んでいます。
渋くてステキでしょう？

グローサー・アウスシュニットと呼ばれている１９７３年来の
マイセンの食器フォームに様々な水辺の花が描かれます。
ちょっと和風のテイストも感じられませんか？
ドイツからみた、まさにエキゾチック（異国情緒）な花模様という訳です。
この柄は１９８６年頃の発表で
なんと３０年前のデザインです。
デザイナーはマイスターでもあるホルスト・ブレッチュナイダー氏。
※有名な５人組のフォルクマール・ブレッチュナイダー氏と
　間違えやすいので要注意ですョ。
Ｈブレッチュナイダーは１９７９年に若くして（２７歳）で
マイセンの「芸術を創造する集団」のメンバーになり
アラビアンナイトシリーズなどで有名なハインツ・ヴェルナー教授らと
マイセンの新境地を切り開いてきた人間です。
今年６４歳なのでマイセンで現役かどうかは存じ上げません。
でも創りだした作品は現役バリバリ（笑）魅力を振りまいております。
存在感のある素敵な碗皿でゴザイマス。

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皆様こんにちは。
ワタクシ、今週後半は府中市グリーンプラザで
開催致しました府中ガレージセールに
販売応援に行っておりました。
様々な商品が並ぶ中、目を引きましたのが…
こちら

マイセン　イヤープレート１９６１年版　「マイセン市内」　　直径２５．５ｃｍ
白磁の余白も多く、金彩もシンプルです。
マイセン市内から見上げるアルブレヒト城が描かれていますね。
ステキでゴザイマス。

実は１９７０年までのマイセンのイヤープレートは
西暦～年の数字が入りません！！（裏側にも入らないのです）
記念年に関係なく単純に絵皿として楽しめます。（笑）
ロイヤルコペンハーゲンのように型の凹凸があるわけではありませんが
Ａｑｕａｔｉｎｔａ（アクアチンタ）と呼ばれる銅板転写技法で柄が
施されていますので、微妙な濃淡も表現されていてます。

絵柄の下端に小さく文字がありました。
Ｈ・Ｗｅｒｎｅｒ　６１　
なんとマイセンの芸術家集団のハインツ・ヴェルナー教授による
デザインなのでした。
１９６０年に「芸術を創造する集団」が発足されますが
教授と呼ばれる以前の若きヴェルナー氏（３３歳）の作品です。
アラビアンナイトもステキだけどこのデザインもステキだなあ。（笑）
いやほんと欲しくなる…

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皆様こんにちは。
「マイセン幻影」とはイギリス・ドイツ・イタリアの
３国の合作映画で、原題はＵＴＺ（ウッツ）と言います。
マニアックな映画ですが食器好きな皆様の中には
ご存知の方もいらっしゃるのでは？
ワタクシは１９９３年の渋谷Ｂｕｎｋａｍｕｒａで見ました。

（マイセン幻影パンフレットより）
主人公はドイツ・マイセン近くで生ま育った、ユダヤ人の老貴族・ウッツ男爵。
２０世紀のドイツ・東欧の激動の時代を潜り抜け
チェコ（当時はチェコ・スロヴァキア）の首都プラハにひっそりと住んでいます。
祖母の遺産で何不自由なく暮らし、女が大好き（笑）
マイセン人形をこよなく愛し、人形収集に人生を捧げた趣味人の
心情を淡々と描いた作品です。

ウッツ役は旧東ドイツ出身の　アーミン・ミューラー＝スタールさん。
マイセン人形収集家の役に東独出身者の俳優とは泣かせます。
ステキな映画でとてもおススメなのですが
残念ながらＤＶＤ化はされていない模様…　ＢＳ・ＣＳをチェックしましょうね。
実はこの映画を記念してマイセン人形が作られました。
原型はマイセンの芸術家５人衆の一人、ペーター・シュトラングが制作。

マイセン人形　ＵＴＺ　　９００３００/７３５３０　　高さ３６．５ｃｍ
ウッツ男爵がマイセン人形の古典「イタリア喜劇」を手に持つ
映画のワンシーンそのものです。
マイセン人形を手に持つ恍惚の表情のコレクターがいます。
ペーター・シュトラングの天才ぶりが発揮された作品と言えるでしょう。
映画同様、簡単にはお目にかかれない超マニアック品番のマイセンです。

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皆様こんにちは。
いよいよ上野の桜も終盤戦でございます。
今日ご紹介する碗皿はこちら↓

マイセン　ホワイトローズ　コーヒー碗皿　　０２９５１０/００５８２
カップの口径８．６ｃｍ　満タン容量は２００ｍｌ
このシェイプは皆様おなじみ、これぞマイセンのイメージで有ります。
この碗皿は２００３年の世界限定品「ローズエディション」で発表されたものが
のちに定番化したモノだと覚えております。
ビーダーマイヤー様式の代表でもあるピンクローズ、
そしてイエローローズが永らく有名なマイセンの薔薇でありました。
この子はデビュー以降地道に人気が上がっているようです。（笑）

この薔薇は、ブラン　ピエールドゥロンサールという品種だそうですね。
ホワイトローズはピンク（イエロー）ローズに対し
花の色だけでなく、絵付けの構図も大きく異なります。
デザインはさぞ熟考されたことでしょうね。
風格ある佇まいを感じますが、皆様はどうですか？

ソーサー単体だとずいぶんスッキリとした印象です。
いまさらな話でしょうが、このソーサーはカップとほぼ同じ容量です。
むしろ５０ｍｌほど多く淹れられるほどです。
実際に量った人はどれだけいるでしょうか？（笑）
なにはともあれ、大変におススメの碗皿のひとつであります。

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皆様こんにちは
ステキな食器のご紹介です。

マイセン　スワン・セルヴィス　プレート２８ｃｍ　　３９７１５２/０５４７９
セルヴィスとはサーヴィス・セットの意。
いわゆる色々な形状が揃っているディナーセットのことです。
ずいぶんユニークなレリーフがお皿の全面に施されています。

レリーフのすべてが水に関連していて、全体的には帆立貝の殻のような
レリーフで覆われています。
２羽の白鳥が泳ぎ、その後方と上空には白鷺？のような鳥も見えます。
葦のような水辺の草までが表現されていますね。

マイセンのテーブルウェアの歴史の中でも特別なものが
このスワンセルヴィスだとされています。
磁器食器の装飾において、初めて絵付けではなく
レリーフがメインになった作品であり、１７３６年から５年がかりで制作された
２，０００点以上の食器で構成された
歴史上最大規模のディナーセットだからです。
装飾の芸術性の高さと作品の規模で、極め付きの名品とされていますが
日本においては今一つ知られてはいないのではないでしょうか。

レリーフが主役なので、皿の縁にシンプルな金彩と東洋風の小花が
描かれているだけです。
（現在は金彩も絵付けもない、スワン・ホワイトの商品設定もあります）
どうです？ステキでしょう？
実はこのプレートは先日の「ロイヤルディナー」で使用するために
仕入れた商品なのです。
こんな風に盛り付けられました。

美しい盛り付けですね、シェフのセンスが素晴らしいのですね。
しかし、何回見てもおいしそうだなあ（笑）
スワンレリーフは現在セール用には商品を仕込んでいませんが
ご興味あればお近くの創美にお問合せ下さいね。
合羽橋店では実物をご覧いただけますよ。
お買い物に関わらずお気軽にお声掛け下さい。

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皆様こんにちは。
この度、洋食器の創美ネットショップ直結店舗である合羽橋店にて
創美の最大催事である「名陶名品展」を開催致します。
期間は２０１６年１月２８日（木）～２月１日（月）の５日間です。
営業時間が10：00～18：00と閉店が早めですが
お時間ありましたら是非ともお出かけ下さいね。
食器だけではなく色々入荷しますので、ご覧いただくだけでも楽しめますよ。
例えばこんなモノ↓

マイセン　２０１５年限定　陶板「ヘンチェルによるマイセンの印象」
大きさは２５cm×２５cmの飾りやすいサイズです。
マイセン磁器には２人のヘンチェルの名前が出てきます。
ユーゲントシュティル（ドイツ版アールヌーボー）期に大活躍した
兄弟アーティストなのです。
この陶板のデザインは兄のヨハン・ルドルフ・ヘンチェルによるものです。
因みに弟はユリアス・コンラート・ヘンチェルといいまして
当時の一般家庭の子供を題材にした「ヘンチェルの子供達」の人形で有名です。

エルベ川から、昔ケンドラーも幽閉されある時期まで磁器工場が設置されていた
アルブレヒト城を見た絵なのですね。

ワタクシも以前マイセンを訪れた際、写真に撮りました。
現代ではマイセン市の名観光スポットでもあります。
ステキでしょう？
名品展は洋食器好きなら必ず楽しめますよ。
皆様のお越しをスタッフ一同心よりお待ちしております。

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皆様こんにちは。
この週末は一段と寒いですね。
さらに寒くなりそうな、白い器のご紹介を（笑）…
こちら↓

マイセン　ホワイトレリーフ　ティー碗皿　　０００００１/２６６３３
カップの口径９cm、ソーサーの直径１５．５cm　容量は１９０ｍｌです。
マイセンの白磁の美しさが強調される地模様ですね。

マイセンのデザイナー集団である「芸術を創造する集団」で
ヘッドデザイナーであったルードヴィヒ・ツェプナー氏（故人）が
１９９２年にリリースした食器フォームになります。
ツェプナー自身が１９７３年に発表した
花形広口「グローサー・アウスシュニット」のフォームの上に
レリーフを施したものですね。

ツェプナーが研修旅行でインドを訪れた際の寺院？の印象から
生まれたレリーフなどと言われています。
パッと見はタコの吸盤のようにも見えますね。
ワタクシ自身は好きな食器のひとつで、ウンと昔にいくつか購入して
いまだに愛着を持って使用しております。
ツルンとした白磁もキレイだけれど、レリーフが施されるとステキでしょ？
おススメでございます。

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皆様こんにちは。
クリスマスも終わり、いよいよ２０１５年も大詰めです。
創美のネットショップと合羽橋店は
棚卸準備・福袋準備もあっててんてこ舞いです。（笑）
ネットショップは福袋を１０８種類用意する予定です。
煩悩の数分の福袋！　こうご期待です。
２０１５年も終わるというのに
マイセンの２０１５年の世界限定品を紹介したいと思います。
こちら

マイセン　２０１５年世界限定　モカ碗皿　（ロイテリッツによるアカンサス文様）
９９８６８４/５５９２１
カップ口径は７．６ｃｍ、容量は満タンで１００ｍｌです。

上品なピンク色と豪華な金彩、ﾊﾟｰﾊﾟｰの差し色もステキです。
アカンサスの葉がレリーフになっています。
アカンサスはヨーロッパで最も長く普遍的に用いられたデザインです。
１８世紀初めのマイセンの作品でもアカンサスの貼付けレリーフは
良く見られた装飾のひとつです。

豪華な金彩ですが縁取りなどはピカピカして、内側は艶消し金になっているのが
お分かりになりますでしょうか？
グランツ金彩・光沢金と言われる技法です。
いやはやなんともハンドルまでピカピカです。

作品名にあるロイテリッツ～とは
エルンスト・アウグスト・ロイテリッツ（E・A Leuteritz）のことで
マイセン生まれで１８４９～１８８６年までマイセン磁器製作所で彫刻部門の主任を
務めた人間です。
その当時、ヨーロッパ中で流行していたフランス・セーブル様式に傾倒するのに
一石を投じマイセンで１８世紀以来のロココ様式を復活させたことで知られます。
でもそんな能書きより見た目が何よりステキ！

双剣の窯印の下には世界限定品を表すLM（リミテド・マスターピース）の文字が
金彩で入れられています。
ステキでしょう？
全部で３種類ありますが、残りは合羽橋店の店頭でご確認下さいね。（笑）
などといいつつ近日中ネットショップにアップされます。
お楽しみに。

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皆様こんにちは。
いよいよ年末でゴザイマスね。
もういくつ寝るとお正月です。
その前に洋食器の創美では棚卸業務が待っています。トホホ…
こちらはマイセンの碗皿です↓

マイセン　波の戯れ ホワイト　コーヒー碗皿（S)　　０００００１/２９５７９
カップの口径は約６．５ｃｍ　　容量は満タンで９０ｍｌです。
波の戯れ～のコーヒー碗皿（２９５８２）は縦長のコップ型をしているのは
ご存知かと思いますが
コーヒー碗皿（S)はコロンとした、所謂モカ碗皿のフォルムになります。
波の戯れホワイトが１９９５年にリリースされてから何年もたって追加になりました。

レリーフだけでなく器の口縁そのものがさざ波のイメージなのですね。
更にこんなものも追加になっています…

マイセン　波の戯れ ホワイト　　カップ　　０００００１/２９６２０
マイセン　波の戯れ・ﾍﾞﾄﾞｶﾞｰ炻器　茶托　０００００２/８５７５９
　～合わせてジャパニーズティーカップ＆ソーサーというわけです。
カップの口径は８．５ｃｍ　容量は満タンで１２０ｍｌです。
これを２客と同じく波の戯れホワイトのティーポット（S)を
立派な専用ギフトBOXにいれたジャパニーズティーセットもあります。

ベドガー炻器の茶托は　直径が１２．５ｃｍほど、
施釉しない炻器だけにレリーフの細かさが強調されて見えます。

双剣の窯印のしたの刻印はベドガー炻器という表示です。
パッと見るとこの茶托は、コーヒー碗皿（S)のソーサーとほぼ同じフォルムに見えます。
しかし直径から、高さ、糸底の直径まで採寸すると
微妙に違うことが確認できました。
知っていても全く役に立たない細かな情報。（笑）
炻器の方が直径と糸底の直径も少しだけ大きいのですね。
どうりで形状の品番が違うわけです。御見それいたしました。
二つ並べるとこんな感じ

お正月のおせち料理とお酒(笑）の合間に
コーヒーやお茶を楽しむのにステキかも…
洋食器の創美・合羽橋店は年内１２月３０日まで営業しております。
新春向けに買いに来てください。

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