ヘレンド代表選手のウィーンのばら。
こんな撮影をしちゃう広報担当ミドリガメってすばらしいでしょ?
パターン名のイニシャル表示が付くヘレンドの品番のことは奮戦記で相当数ご紹介しました。
BT:Bouquet de tulipe
CFR:Composition de fruits
VBO:Victoria avec bord dore など。
ご紹介しながらもウィーンのばらVRHを読み違えてずっと勘違いしていました。
Vienne rose de Herend(ヘレンドのウィーンのばら)と思っていたら、
Vieille rose de Herend(ヘレンドの古くからあるばら)でした。
HerendのHがHabsburgのHという説もあります。
「ハプスブルグ家の古いばら」が意味合い的にも一番しっくりきますね。
⇒記事「ウィンナーローズとウィーンのばら」参照
ヘレンド バロックコレクション
HEREND Baroque Collection
レリーフが豪華なヘレンドのバロックシェイプ。
バロックホワイトが旬ですが洋食器のSohbiにはビクトリアとロスチャイルドバードのバロック
バージョンが洋食器の創美に入荷しています。
VICTORIA-B-3002-0-00 RO-B-3002-0-00
ゴージャスでしょう。
お持ちのかたはまだほとんどいらっしゃらないと思います。
特にビクトリアのほうが雰囲気ぴったりです。
詳しくはお気軽にお問合せください。
>>こちらです。
希少アイテム_別注編
ヨーロッパの伝統的磁器窯の希少アイテムには限定品や特殊な逸品という意味の希少品
と古くから型がありいつでも制作できるけれども時代背景などによってラインアップとして
しか存在しないという意味での希少品があります。
洋食器のSohbiはネットショップも含めて一点単位から海外発注が可能ですので、後者の
意味での入手困難なアイテムもご注文を承っています。
ひっそりと(笑)。
例えばこちら。
HEREND MTFC-20524-0-00 & MTFC20505-0-00
ヘレンドのブルーダイヤモンドですね。
ティーカップ&ソーサーやデザートプレートなどでご覧になったことはございますでしょ?
このようにちゃんとスープやディナープレートもラインアップにはあるわけです。
こちらはなんば店のお得意様のディナーセットのご用命で取り寄せたものです。
デザートプレート・ディナープレート・スーププレート各6点にオーバルディッシュのご注文
でした。
もともと王侯貴族が上得意だったHERENDのような窯はこういうオーダー大歓迎なんですね。
使う「人」をより身近に感じながら制作するわけですから。
この際!ってこういうアイテムもついでに発注して描いてもらっちゃったりするところがSohbi
のすごいところです。
MTFC-20038-0-06 カバードベジタブル950cc
開けてびっくり。
「せっかくこんなアイテムまで取り寄せてくれたんだからこれも頂いておきましょう。」
っていうSohbiのお得意様こそやっぱり一番すばらしい。
ヘレンドの美しい限定ベース
今月は創美様実店舗の応援入店が全部で6日あってバタバタしています。
先週の横浜店名品展の入店はとても充実した二日間でした。
隙を見てコンデジを活躍させてネットショップmini名品展にも…。
なんてチェックしながら。
最初に目に留まったのがこちら。
ヘレンド2009年100点限定ベース。SP851-7159-0-00 高さ25cm。
対角線上に展開するようにイタリアのカステラマスタビアの風景が描かれています。
正反対側は左右逆転。ですから境目は対照になっていて金彩で仕切られています。
力強い色使いがすばらしい。
シリアルNoも垂涎の番号でした。
朝一番でそそくさと撮影させていただいてネットショップにアップするのを楽しみにしていまし
たが、お馴染みのお得意様に自らご紹介してご成約いただいてしまいました(笑)。
撮影すると売れちゃう。
mini名品展にアップした作品、じつはもう5点もご売約済みなんですよ!!
悲喜こもごも(笑)。
M.シューマッハ
FIGP好きです。
中島悟がデビューするちょっと前から毎戦チェックしています。
N.ピケが好きでした。A.セナがタンブレロで散った夜は夫婦して泣きました。
で。
突然どうしたのかというとこのヘレンドの人形のプリンスがM.シューマッハに見えてしよう
がないのです。
2007年発表で当時初入荷したときにもそう感じました。
2010年41歳にして現役復帰(笑)。
後ろ姿。衣装の絵付けにも手抜かりは一切ありません。
ヘレンド独自ともいえるミニアチュール技法でマスターペインターによって絵付けされた
このすばらしくユニークな磁器人形は以前にもご紹介しています。
大人気で第1便第2便と即時完売の連続でした。
じつはバックオーダー分が最近入荷してきたんです。
シューミ同様2010年復帰。
すかさずネットショップmini名品展にエントリーしていただきました。
>>こちら。
久々の名品展
Sohbiの実店舗ではほぼ毎週どこかで「ヨーロッパ名陶名品展」が開催されています。
うらかんもお声がかかれば今でも応援入店します。
一昨日、久々に府中店の名品展に出動しました。
数ヶ月ご無沙汰していただけなのに初めて見るマイセンやヘレンドの名品がわんさか!!
ちょうど2009年の限定品や発表作品が入荷し始めているわけです。
例えばこんなヘレンドのシノワズリ見たことあります?
パターンイニシャルしかわからないんですが、
左からFBI、KUT、CIM。
全部2009年に発表されたばかりのニューカマー。
Sohbi実店舗の迫力品揃えに圧倒されちゃいました。
担当しているときは「あれがない、これもない」と文句ばっかり言ってましたが外から入ると
‘恐るべし、Sohbi名品展’なのです。
明後日、2月1日までだそうです。
ご一見の価値あり。保証します。
>>府中店はこちら。
ヘレンドはクツ好き?
ヘレンド セーブル風金彩小薔薇
誰が呼んだか「セーブル風金彩小薔薇」。
これです。
放射状の金彩のなかに愛らしいバラ文様。
むか~しギザギザの丸い穴の空いた定規みたいなのでグルグル模様を描いたことありま
せん? そんな金彩でしょ。
夜店で売っていて買ってもらって家に帰ったらいろんな色のボールペンが無くてガッカリし
た記憶があります(笑)。
そんなことよりパターンの名前です。
こちらのパターンイニシャルはSPROG。
Sevres petites roses en or,grandの略。
セーブル様式のプチローズ金彩グルグル仕様ってなわけです。
初期セーブルによく見られるバラの描き方だからでしょうか。
違う窯の名前をパターン名に冠しちゃったところがすごく面白い。
セーブル様別格扱いの証かもしれません。
ちなみにSPROというパターンもあってこちらは金彩がタテヨコの格子状になっています。