Meissen BLUE ONION 800101/50623
マイセンのブルオニオンには700種類以上のアイテムがあることはなんどもご紹介しまし
たが珍しいアイテムをあまりご案内していませんでした。
初心者オヤジビオガーデナーからこんなのを一つご用意いたしました。
ちゃんと穴が空いていますし、なんだかおわかりですね。そ。植木鉢。
独語で’Blumetopf’、英語で’Flower-pot’となっています。
ご丁寧にも三種類のサイズが用意されています。
これは高さ19cm、直径20cmの中間サイズ。
日本風にいえば6号鉢強ってとこです。
なに植えましょう?
マイセン ブルーオニオン Stand_00239 ふたたび
紹介済みアイテムの再放送です。
画質が段違いですからぜひ。
Meissen BLUE ONION 800101-00239 Stand
説明は以前の記事ご参照。
洋食器の創美でのアイテム名は
「トレー四角足付き/ただし丸い可愛い足しかも
正方形で平ら使い方次第でとてもすてき」(笑)。
スタジオ本格撮影の威力を感じます。
貴方ならどんなお料理を供しますか?
鏡餅しか思いつかないうらかんを助けてください。
>>以前の記事はこちら
梅田店ブルーオニオン・ブルーオーキッド特集より その2
先日ティーポットをご紹介しましたが今日は大物のご案内。
なかなか実物を見ることはできないアイテムですよ~。
ビッグサイズのオーバルディッシュ2種類。
800110/00311 800101/00300
左の00311は54cm×38.5cm。
高さが7cmほどありました。写真だとサイズ感がイマイチわかりにくいですがもう
少し深ければ産湯に使えそうなくらい(笑)。
すごいのはもう一回り大きい58cm×44cmの00312という親分もラインアップされ
ていることです。権勢の誇示の意味も含めてこういうお皿で饗応したわけです。
右は00300で55cm×27cm。
横長のフィッシュ皿。大きな魚をど~んとこちらで。
見込みのフラットな部分が広いので中心にコンポートをセットした盛り合わせなど
にも威力を発揮します。
パーティーや人の集まる年末年始などにいいですね。うらかんの場合はこれを使
ったらここから直接いただくスペースしか確保できません。
いずれもヨーロッパ王侯貴族文化の食卓を想像できるアイテムです。
ダンゴ四兄弟
昨日から梅田店に出張中です。
ちょうど「マイセン ブルーオニオン&ブルーオーキッド大特集展」開催中でめずらしい
アイテムをいろいろご紹介できそうです。
数えてみたらマイセンのブルーオニオンだけで楽に120アイテム以上!!
ティーポットだけでも4サイズ。名づけて「ダンゴ四兄弟(笑)」。
左から800101/00726(1000cc)、00725(750cc)、00723(500cc)、00722(350cc)。
実はこの形のティーポットは全部で6サイズあります。
00726が一般的なサイズで洋食器の創美ではティーポット(M)と呼んでいます。
1250ccの00727を(L)、750ccの00725を(S)として登録してあるんですが…。
500ccの00723もオーダーしたのでこれはティーポット・ミニに。
と思ったらさらに小さい00722も仕入れちゃったのでこれはティーポット・ミニ(S)に(笑)。
と思ったら当然00723と00725の間の00724(550cc)というのもあって、これはもうこの
流れでティーポット・ミニ(L)。
「ミニのLサイズって?」みたいな(笑)。
マイセン ブルーオニオンのニューアイテム
Meissen BLUE ONION
800101-00239 Stand
マイセンでの「和」の提案は洋食器の創美がもっとも得意とする分野です。
すでになんどかご紹介しましたね。
そして同じくなんどか登場した「勇気あるバイヤー」がチャレンジアイテム
を発注してネットショップを含め全店にいきわたりました。
これです。
14.5cm×14.5cmで高さは約3cm。
もう一周り小さいのや丸いのもあるよう
です。
一人分の和食のおもてなしにぴったり
と思いついたんですね。
スクエアのプレートが流行ってますが
こちらは歴史が違います。
200年以上前から存在しています。
ちょうど先日津田沼店に入店したときにもありましたのでセッティングしてケータイ
画像をGETしてきました。
セッティングというほどではありませんがこんなのいかがでしょう?
ドラえもんのようなかわいい脚が見えますか?
もともとの用途はティーポットやコーヒーポットのスタンドです。鍋敷きみたいな。
そちらに一品。ナイフレストは箸置きに。リキュールカップに日本酒を。
伏せたカップを置いているのはバカラのヴォリュート。灰皿です。
お酒を嗜みだしたら薬味いれなんぞに…。
近頃は犯罪者のような扱われ方ですが、禁煙でなければどうぞご一服。
ブルーオニオン
マイセンのブルーオニオン(デコレーションNo800101)Zwiebelmuster
裏管理人の私もよく使っているマイセンのブルーオニオンは洋食器の基本っていうイメージがあります。
世界で50社以上が作っているといわれるブルーオニオンを最初に発表したのはもちろんマイセンです(1739年)。
パターンのオリジナルは伊万里や中国にまでさかのぼりますが洋食器としてのブルーオニオンはいまやそのルーツともいえます。
大事なことはマイセンのブルーオニオンだけが手描き下絵付けだという点です。
下絵付けについてはまた別に詳しくご説明しますが、素焼きの時点で絵付けして釉薬(うわぐすり)をかけて本焼成してあります。
修正ができない下絵付けの技術はもとより1400℃以上で焼かれても色飛びしない絵の具を開発していたことがすごいところなんです。
要するに
使っても使っても古びない。
コバルトが落ちることも絶対にありません。
コバルト単彩ですから飽きもこないし、和洋中合わせやすい。
実用性に優れているっていうところが好きです。
700以上のアイテムがあるのも揃える楽しみと集める喜びが尽きません。代々で使い込むという洋食器の伝統を崩さない姿勢がまた魅力です。
これはコーヒーカップ&ソーサーですが紅茶と兼用で使ってもOKです。
ソーサーにはカップを受けるくぼみがないので下の写真のように単独で小皿として活躍します。
猫舌の王様がソーサーに移して飲んだのを皆が真似たのが始まりという有名なエピソード(ほんとかどうかは別)があって当時はカップの容量分を受けとめられる容量がソーサーに必要だったとのことです。
たしかに古い窯のものほどくぼみのないソーサーが多いですね。
使えます。
ザクロがタマネギになって、桃・エゾ菊・竹・シャクヤクなどそれぞれに永遠・豊穣・名声などの寓意が込められているそうですが諸説紛々。
「あとづけ」のような気がします。
それより「寿」っていう漢字が隠されているというのはいかが?
私は絶対にそうだと思っています。
実物で見るともっとそう見えますよ。
そう。見込みの左上の蔓の部分です。
最後に。
磁器質の良さこそマイセンの良さです。
滑らかで硬く、つややかできめ細かい最高の硬質磁器だからこそシンプルなブルーオニオンが名品として通用するといってもいいのではないでしょうか。
使っても使っても茶渋のようなシミが付かないこともマイセン磁器の美点です。
あと数年でマイセンは開窯300周年を迎えます。
洋食器のルーツを1客から、いかがでしょうか?
ブルーオニオンの色々はこちら。