引き続き府中店SPECIALアンティーク展より。
このアンティークマイセン人形もまたすんばらしい!
うらかんのしつこい講釈不要。
花綱と天使のもつリードのなんと繊細なこと。
このシャリオ、驚くなかれ車輪が回ります。
ヴィーナスが貴方を府中店に呼び寄せています(笑)。
あのですね。
アイテムのめずらしさ、細工の出来栄え、彩色の丁寧さ、状態の良さ、価格の手ごろさ。
アンティークマイセン人形好きならもう買うしかありません。
ネットショップではやらないのかって?
そのですね。
こんなの発送する自信ありません。
うらかん自らお持ちするしかありませんがそれも勘弁。
お問合せは歓迎です。
府中店には3月31日まで。
そのあとは仙台店で4月6日から11日までご覧いただけます、というかお求め頂けます(笑)。
ついに人気店長公開の内容充実仙台店店長ブログもどうぞよろしく!!
すばらしい作品
20年以上洋食器系一筋ですから多少いいものを見ても不感症になっていたりします。
価格の問題ではありませんよ。
31日まで開催している府中店のアンティーク展へは初日に応援入店してきましたが、
ほんとに内容充実。グレードの高いアンティークばかりそろっています。
先日のオールドスポードも府中店で撮ってきました。
不感症が吹っ飛びます。
例えばこちら。
マイセン貼花装飾を代表するアンティークのスノーボール。
いずれも高さ25cm前後の立派なサイズです。
スノーボールのことは以前にもご紹介していますのでご説明は割愛しますが、なんといって
もコンディションが抜群です。
繊細ながまずみの花も手おこしの葉も見事な状態。
細部の作りがひじょうに丁寧でした。
19世紀末の作品だと思います。
アンティークは個体差があります。
これならちょっとでも興味を示していただければ、自信を持っておすすめしまくりです(笑)。
オールドスポード
SPODEといえばSohbiネットショップ大人気のブルーイタリアンが一番に連想されますね。
COPELANDって聞いたことありますか?
作曲家じゃないですよぉ。
1770年前後にジョサイア・スポードがSPODE開窯。
二世がかの英国伝統のボーンチャイナを完成させます。
そして三世の死後、SPODE社の株をもっていたW.T.コープランドに経営が移譲されて
コープランド窯に名前が変わったわけ。
そして1970年にSPODE開窯200周年を記念してブランド名をCOPELANDから伝統の
SPODEに戻したそうな。
その後の経営破綻と再生はご承知の通り。
コープランド時代のアンティークをオールドスポードと呼んだりします。
こちら1891年頃の豪華な手描きティーカップ&ソーサー。
なかなかの逸品でしょう。 コープランドチャイナって見えます?
ブルーイタリアンファンのみなさまお気づきでしょうかぁ~?
シェイプがブルーイタリアンと同じでしょう。
英国の名窯SPODEのミニ歴史講座でした。