カテゴリー: アンティーク

皆様こんにちは。
先日、洋食器の創美・横浜店での「名品展」へ
販売応援に行ったときに見かけた人形が
大変可愛らしいのでご紹介。
こちら

アンティーク　マイセン　フィギア・バドミントンプレイヤーの男女　高さ約１６ｃｍ
ロココの人形が古典主義の台座に組み合わされている
１９世紀後半の歴史主義的な作品です。
双剣の窯印はボタンマークになっています。
バドミントンの歴史を調べてみると
１８２０年頃、イギリス植民地時代のインドで行われていた球遊びが
ルーツのようですね。
１８６０～７０年頃にはイギリス中に普及したとのこと。
ドイツにもほどなく流行のスポーツとして伝わったのではないでしょうか？
人形を見る限りは、羽子板がラケットに変わったような感じで
現在のように高速でシャトルコックが飛び交うようには見えませんね。

胸元の鮮やかなレースの装飾がステキですね。
なにはともあれ大変珍しい題材の作品だと思います。
皆様のなかで、バドミントン愛好者はいらっしゃいませんか？
ご連絡お待ちしています。（笑）

　　ぽちっと押していただけると大変励みになります。

　藤沢店の名品展会場で撮って来ました。
　凝ったパターンでしょう。
　
　重ね置きしてあるようにも見えます。
　アンティークですが、どこの窯のアンティークかおわかり？
　見込み部分のパターンがヒントになりますね。
　
　そう。
　ウェッジウッドのアンティークです。
　
　見込みがパウダールビーの装飾が施された贅沢なディナープレート。
　エナメル調調子のリムの彩色はハンドペイント。
　カップ＆ソーサーはどんなデザインだったんでしょう。
　スペシャルだったのか定番だったのか詳細不明ですが良いものは良いのです。

　洋食器のSohbiはアンティークも無数に扱ってきているといえます。
　アンティーク登録点数9200点！
　
　磁器アイテムのアンティークは飾り物が好きです。
　どのように使われたか、どのようなステイタスがあったか。
　職人の技の昇華。
　　
　大きいアイテムでも限りなく繊細なのです。
　船橋店ブログのMarinesさ～ん。
　左のキャンドルスタンドペア、もしかしてN様のじゃない？
　懐かしい。

横浜店のヨーロッパ名陶名品展は7日(月)までです。
初日に入店しましたが、ほんとうにすばらしい品揃えです。
横浜会場から追加されたアンティークがとくに秀逸！
ケータイ画像で作品に失礼ですが例えばこちら。
Antique Meissen　1820-1840　　TRAY　pate sur pate

1800年代にセーブルで開発されたパテ・シュール・パテ技法はその名人とともにMINTON
に流出し秀作が残されています。
当然その困難な技術はマイセンにも伝播し本家セーブルを凌駕するすばらしい作品が
制作されていますがひじょうに寡作です。
マイセンはこの技法をメインに用いるケースが多く、たいへん見事で至高のコレクター
アイテムともなっています。
本作しかり。
⇒以前のパテシュールパテの記事はこちら

Sohbi藤沢店の名品展にめずらしいアンティークがありました。

フロレンティーンターコイズのダークブルー版。
ラニミードダークブルーっていうのがありましたがそれより少しコバルトが強いですね。

センターにはコロンビアエナメルであしらわれた花文様と似たデザインが。

残念ながらディナープレートとケーキプレートしかありませんでしたが、手作り感と風格が
にじみ出ていていいっ！
これのピオニーを見たい！！

　アンティークマイセン。
　あのですね。
　最近あんまり嬉しがってくどくど説明するの控えてます。
　
　1900年前後のプラチナ彩が施されたコンディション抜群の逸品。
　
　筆の運びが難しいプラチナ彩はその高価さもあり、特別な納め先にのみ制作されたとい
　います。
　
　数百円のプレート立てでうつむき加減でSohbi名品展会場にさりげなく飾られていました。
　極上アンティークの数々のなかに。
　本作品のすごさは自明ですがこれが目立たない品揃えの企画催事をほぼ一年中開催し
　てるってこれまたすごい･･･。

アンティークマイセン磁器人形は何回かご紹介しましたね。
人形絵付け師の技術と誇りが凝縮されたアイテムと出会うと嬉しくなります。
それは大作に限らない。

この美しさはどうでしょう？
Sohbi実店舗のアンティーク展などにはたくさんのアンティーク人形がそろいます。
入店したら、
いつもキズなどよりもペイントの丁寧さ色合いの自然さに注目します。
それからコンディションをチェックします。
最後に価格を確認します。
そして納得できる作品と出会えたら。
そりゃあもうオススメあるのみ(笑)。

アンティークマイセン。
ペアでコンディションも上々。

ここまでくると語る要ありません。

よくぞご無事で。

Sohbiの名品展会場に応援入店するとなんとなくポツンとしているアイテムが一つや二つ
必ずあります。
常識では信じられないようなスケジュールと人員で準備しますから、会場メンバーはじっくり
入荷品を吟味する余裕がなかったりします。
先週入店した藤沢会場でもイタリア家具のキャビネットにこんなアイテムがひっそり飾ら
れていました。
取り出してケータイで撮っていると「なんでしょうね、これ?」とか。

プライスPOPには”アンティークバカラ　パウダーボックス　1976年”とあります。
ここからうらかんオヤジの勝手読みが始まるのです。
パウダー、パウダー。…。…。
ふ～む。
あっ! 火薬!!
銃口から火薬を詰める昔の鉄砲の場面とか映画で観たことあるような…。
角で作った火薬入れどこかで見たことあったかも…。
もうこれでバカラが昔の火薬入れをモチーフにクリスタルで作ったことに決まり(笑)。

確かに戦争のような図柄で銃も表現されてる。もう間違いない。
次は1976年、1976年…。
なんかのアニバーサリーに違いない。
フランス革命は「火縄くすぶる」1789年だから関係なさそう。
ここでまた勝手ピンポン。
アメリカ独立宣言1776年で200周年!!
フランスはアメリカの独立戦争をバックアップしたでしょ。仇敵イギリスへの外交政策で。
それがフランス革命の導火線にもなったわけだし…。
それに撮影時は気づきませんでしたが、今画像を見ると注ぎ口のほうの星はもしかしたら
独立時の13州の13個かも。
そうすると底の方の星は現在の50州で50個?
そう。星条旗の変遷。
ほとんど妄想の世界になってきます。誰か確認して。
こうしてこのアイテムは、
「バカラによって火薬入れを題材にして作られたアメリカ独立宣言200周年記念品」という
ことに。
フランス革命にもつながるアメリカ独立戦争だから火薬。
あくまでもうらかんのなかでそうなります。
肝心のなにゆえ作ったかがわからない点は黙って無視(笑)。
はるか遠くの世界史受験勉強の記憶を総動員しての勝手結論です。
そういえば1976年って。
すべり留めまで全滅して浪人が決定した年じゃん(爆)!!

船橋店の名品展でこんなアイテムがテーブルセッティングされていました。

ブルーフルーテッドハーフレースのスーププレート21cmとプレート25cmです。
旧品番566と571。
リムが金装飾されています。
じつは1920年代のアンティーク。
当時のロイヤルコペンハーゲンのラインアップというわけではなく、別注リクエストだったんで
しょうね。ときおり見かけます。
ちゃんと6客ずつそろっているところがすばらしかったので撮ってきました。
重厚ですね。