アンティークマイセン これな~んだ?

アンティークマイセンの珍しいアイテム。こちらです。
アンティークマイセン ローソク消し_1  洋食器の創美アンティークマイセン ローソク消し_2  洋食器の創美
高さ8.5cm。
アンティークマイセン ローソク消し_3  洋食器の創美
 コバルト地金彩カールトゥーシュ窓取り
 ジャーマンフラワーブーケ×2
 ワトー画×1
 小さな作品にひじょうに贅沢な絵付け。
 なにに使ったものかおわかりになります?
 うらかんはわかりませんでした。
 正解:「ローソク消し」
 な~る。
 それにしてもなんとも優雅。
 キャンドルスタンドも当然マイセンで…。
 
 権勢を表す外交的な意味合いも持つアイテム
 が多いなか小道具的な点が面白い。
 
 なんかね、寝室でそっと消し…。ムフ。
 みたいな(笑)。
これをヘンチェル人形の帽子に見立てた大部長様がいらっしゃいます。
例のT部長。
思わず合わせてみたらなんとピッタリでした(爆)。
先週の名品展藤沢会場で貰われて行きました。

至宝のアンティークマイセン

先日なんば店でめでたく2009年2月からのオーナーが決定した珠玉のアンティーク
マイセンがこちらです。
pate sur pate
アンティークマイセン プレートパテシュールパテ  洋食器の創美
あのですね。
そのあまりのすばらしさに語るのはやめます。
絶句。

マイセン ブルーオニオンのカトラリー

Antique Meissen
マイセンのブルーオニオンのアイテム数の多さはなんどもご紹介しました。
こちらはアンティークですがこんなのも。
アンティークマイセン ブルーオニオン カトラリー  洋食器の創美
正真正銘マイセンのブルーオニオンのハンドル。
アイテム名’Knife-handle’で8種類のラインアップがあります。
スプーンを付けたり、フォークを付けたりしてもアイテム名は「ナイフハンドル」で統一され
ているのは何故だかわかりません。
昔は専属の金具職人がいたんでしょうね。
今はどうなんでしょう?

コスチュームジュエリー

Miriam Haskell  1899-1981
宝石、貴石などの天然石を使わないアクセサリー。
コスチュームジュエリーというジャンル。
米国のミリアム・ハスケルってご存知ですか?
洋食器でもヨーロッパでもありませんが数年前からアンティーク展のときに扱っています。
彼女のアメリカンドリームサクセスストーリーや作品のすばらしさは他のサイトに譲りましょう。
たくさんの詳しいWEBサイトがあります。
ミリアム ハスケル_1  洋食器の創美 ミリアム ハスケル_2  洋食器の創美
VOGUEの表紙を飾るトップモデルやハリウッドスターが愛したミリアムハスケルの
コスチュームジュエリーは一時代を築いたといっても過言ではありません。
とくに有名なバロック真珠は太刀魚の鱗を原料にした特殊な顔料を用いたとか。
その顔料を作る技術はなんと日本と提携していたそうです。
一点一点手作りのすてきなアクセサリーです。

ゴールデンバスケットふたたび

先日船橋名品展会場からアンティークロイヤルコペンハーゲンのゴールデンバスケット
をうらかんの拙い画像でご紹介しましたが…。
ロイヤルコペンハーゲン ゴールデンバスケット  洋食器の創美 
 なんのことはない、ちゃんと本社に
 こんなにすてきな画像がありました。
 
 めずらしいティーカップが写っています。
 ゴールデンバスケットはメインのモチー
 フをハンドルの反対側に描きますから
 ハンドルがないように見えますがふつう
 に使えるティーカップ&ソーサーです。
 さすが本格スタジオ撮影。
 白磁の美しさ、
 セピアカラーの花絵付けの丁寧さ、
 独特の金彩装飾の繊細さ。
 みごとに表現していますね。
 やっぱりいいなぁ。これ。
 おすすめです。
 拙写でよければセッティングの雰囲気は以前の記事でどうぞ。

巨大な水差し アンティークマイセン

ど~ん(ひさびさ)!!
アンティークマイセン 水差し  洋食器の創美 マイセンの装飾水差し。
 
 マイセン初期のバロック様式の大型の作品です。
 実際に見るとその迫力に圧倒されます。
 こんな大きな水差しを食卓で使ったんでしょうか?
 じつは「カミンバーゼ」といって暖炉の上に飾った
 んですね。
 蓋付きの壷や花瓶風の大きな作品を巨大な王室
 の暖炉の上に並べてインテリアとして楽しんだわ
 けです。
 もちろん水が入っていて緊急時には消火器に(笑)。
東洋からやってきた磁器製の大きな壷や花器がヨーロッパ王侯貴族なりの用途に変容
してもてはやされた点が面白いと思います。
それにしても不景気だと騒がれながらもこういう大物はすぐ商談成立しちゃうところがお得
意様パワーのすごいところです。

KPMのシノワズリ

名品展会場より その4
1930年頃のアンティークKPMのカップ&ソーサーで珍しいのがありました。
タイトルでバレバレですが(笑)。
これです。
アンティークKPM シノワズリ_01  洋食器の創美 アンティークKPM シノワズリ_02  洋食器の創美
ノイグラットのモカカップ&ソーサーに丹念に描かれた中国人物画。
KPMのシノワズリとは初見参。
アンティークKPM シノワズリ_05  洋食器の創美 アンティークKPM シノワズリ_03  洋食器の創美
コンディション極上。
KPMの手練が当時からみて約200年前のマイセンのシノワズリをアレンジして描いて
みせたわけですが流石。
繊細さだけでなく色使いが絶妙。
希少な逸品です。

ロイヤルコペンハーゲン ゴールデンバスケット

船橋名品展会場より その2
ロイヤルコペンハーゲンのアンティーク。
正確には廃番新古品といってもいいかもしれません。名品ヘンリエッテを以前ご紹介
しましたが今回はMy favorite itemのひとつ、ゴールデンバスケットの登場です。
フォルムはブルーフラワー系。レリーフは一切ありません。
すっきりした美しい磁体こそこのシリーズの良さを引き立てる大きなポイントです。
すごいアイテム数の入荷でしたのでイタリアンクラシック家具コーナーで演出。
ロイヤルコペンハーゲン ゴールデンバスケット_01  洋食器の創美 ロイヤルコペンハーゲン ゴールデンバスケット_02  洋食器の創美
プレイスマットの上はプレート25cm、深皿23cm、バタープレート、モカカップ&ソーサー。
ゴールドのボーダーとセピアカラーの花絵付け。
シンプルな美しさがなんともいえません。
ロイヤルコペンハーゲン ゴールデンバスケット_03  洋食器の創美 ロイヤルコペンハーゲン ゴールデンバスケット_04  洋食器の創美
ティーポット、コーヒーポット、ウォーマー(ヒーター)、オーバル3サイズ、コンポート2サイズ、
三角ディッシュ、長方形トレイ、サラダボウル、プレート各サイズ、ジャグ、…etc。
フルディナーで出てきたんでしょうね。
一度にここまでご覧いただけることはまずありません。
手描きのワンポイントフラワーに金彩装飾。
シンプルですがひじょうに手のかかる工程を要するシリーズです。
コストの問題で廃番になったに違いありません。
いいですよ~。これ。
紅茶より珈琲が似合うと思います。アップも撮ればよかった。

アンティークマイセンKPM風味

いきなりですが。
アンティークマイセン 天使絵皿  洋食器の創美 1880年ごろの作品。 
 レイズゴールドの金彩装飾。
 窓取りの中には繊細な天使絵。
 優しいタッチの花綱のアレンジ。
 イエロー系の彩色。
 直径34cm強のサイズ。
 うらかんの少ないメモリ容量と低速CPUをフル
 稼動させると「おっ。KPMのアンティークだね」
 と安易な結果がはじきだされます。
 KPMらしい特徴が随所にみられるなどと…。
アンティークマイセン 天使絵皿_1  洋食器の創美
     ところがどっこい大御所マイセン
     の作品でした。
     生半可な知識で判断すると痛い
     目に合います。
     19世紀末から20世紀前半のマイ
     センとKPMでどっちが真似たなど
     は関係ありません。
     オフセットされた全体のデザイン
     といい、すばらしい。
名品展藤沢会場に手伝いに行って出会ったマイセンとしては希少な作品でした。

アンティークKPM

KPM Berlin  Vase / pot-pourri  h:32cm
アンティークKPM ポプリベース  洋食器の創美 いいっしょ、これ。
 1880年代のKPMです。
 繊細さと大胆さが同居するすばらしい絵付け。
 ロココ様式の凝りに凝ったフォルム。
 19世紀のKPMの秀逸な技術を集約したかのような逸品です。
 カバーに大きくオープンワークが施されているのがおわかり
 でしょうか。
 品名に勝手にpot-pourriと表記しましたが中にポプリを入れて
 いたんですね。だからオープンワークっていうわけ。たぶん。
 ハーブだアロマだってトレンドですがなんて豪奢なこと。
ポプリポットにおすすめです(笑)。
実物を見ましたがすてきな色合いでお気に入り記憶リストにinputしました。
8月22日(金)からの仙台店のアンティーク展でご覧いただけますよ~。