お茶飲み

洋食器の楽しみかた(その1)
20年前は「これいただくわ」イコール6客しかもケーキ皿つきポット・シュガー・クリーマーも。
そういうのが23ピースセット。ティーサービスの基本です。
なんでも1点で数えます。
カップとソーサーとケーキ皿6点ずつで18ピース。ポット・シュガー・クリーマーの本体で3点。ポットとシュガーのフタで2点。ほらぜんぶで23ピース。
ウェッジウッド フロレンティーンターコイズ  洋食器の創美
洋食器といえばセットで。古きよき時代です。
23ピースにサラダソーサーやBBプレートがついたりします。
スープ皿・ディナー皿がまたついてサービス用のオーバルもご一緒でディナーセットの完成です。
ブランド洋食器ですからグレードを合わせてクリストフルのカトラリー(スプーンやフォーク・ナイフ)をコーディネイトします。
って、ほんとうにこんなパターンが毎日ありました。
ウェッジウッド ワイルドストロベリー  洋食器の創美
でも今は。
「自由だぁ~」です。
もっともっと使う楽しみが毎日の生活のなかにとけこむそろえかたを提案しています。
カップ&ソーサーはお気に入りを一つずつ増やしましょう。「どれで飲む?」「今日はいいことあったし自分へのご褒美でこれで飲んじゃおうっと」のほうが楽しいです。飽きません。使います。
でも、洋食器専門店販売一筋裏管理人としてひとつだけ譲れないことがあります。
それは。
カップ&ソーサーには必ずケーキ皿をご一緒してみてください。さっきの数え方で3ピースとかトリオとか呼ばれる組み合わせです。
必ず20cm前後のプレートがラインアップされています。
そのうえにのせた状態でデザインされているといってもおおげさではありません。
「太るからケーキ食べないから」とかじゃなくて。
それぞれにケーキ皿があるほうが使う機会がふえます。そのほうが使うときに絶対楽しいです。ちょっと自慢げです。
「どれで飲む?」って選ばせてあげてさりげなく同じシリーズのお皿でちょっとしたお茶菓子をサービスする。すてきでしょう。
ウェッジウッド コーヌコピア  洋食器の創美
それにお気に入りの20cm前後のプレートはそれだけでも大活躍します。一番使いやすいサイズですし、なんといってもお好みの色柄なわけですから。
リチャードジノリ ミュージオクラシコ  洋食器の創美
ケーキ皿をご一緒していないお気に入りカップコレクションがあったら次のカップの前にプレートをそろえてみるのはいかがでしょう。
きっとよりお気に入りになると思います。

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