今でも平気で大作を買い付けちゃうAバイヤー。
夢があっていいでしょう?
ど~ん。
Meissen 82a082/51312
高さ約66cm/直径32cm/重さ10.3kg
マイセン2010年25点限定品 「獅子のつまみの花瓶」
康熙帝時代の大きな花瓶や伊万里の大作を蒐集し続けたアウグスト強王。
300周年を記念してここに蘇る気概と技術。
全面青絵での描き込みは驚異的。
即納可。
トンボ
荷造りが怖い
Sohbi府中店の名品展は本日最終日。
すばらしいお得意様がたのご愛顧で記録的な大盛況ありがとうございます。
勢いに勇気付けられて名品をさらに追加しております!
ところで。
店メンバーは夜から搬出作業準備に突入するわけですがこれがまたたいへん。
でも今回のような絶好成績なら苦にならないんですね~。きっと。
高額希少品二千点近くを一日で事故無く梱包して積み込むって神業でしょ。
マイセン人形だけでも100点以上。
Meissen 900300/73211 h29cm ”りんご狩り”
↑ こんなアイテムもたくさんあって荷造りに神経磨り減ります。
細心の注意をはらっていますが、ここまでの易損品です。
いつかどこかでなにが起こるかわかりません。
完品のうちにお嫁入りさせたい(笑)。
本日中にどうぞ!
Sohbi全店オープン
賀正
コーヒーポット
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マイセン ホビーコレクション の話
白磁白磁といいますが、Rジノリのベッキオホワイトのようにそれ自体がシリーズとし
て認知されて主力ラインアップになっている白磁とKPMやフッチェンロイターの白磁
のように絵付け前の磁体としての白磁があります。
わかりにくいですか?
ですね。
どんなに装飾されていても元は白磁ですからどこの窯にも存在するわけですが、
商品として流通させるかどうか、っていえばいいでしょうか?
マイセンにも波の戯れホワイト、ホワイトレリーフという白磁製品がありますね。
かたや、
マイセンには世界一数多いラインアップのノイエアウスシュニットというシェイプ
があります。その種類750以上!!
でも、
その白磁は出回りません。
むか~しむかしマルコリーニ時代(1774-1814年工場長)に七年戦争の影響で
さすがのマイセンも経営が厳しくなり、白磁を販売したことがあります。
そうなると、
当時はハウスマーラーといってどこの窯にも属さない腕のいい絵付師がたくさん
いましたからみんなマイセンの白磁に絵付けしますよね。
描きあがったら裏にはマイセンマーク。
いわゆる”外絵付け”が氾濫してしまう結果になりました。
ですからマルコリーニ時代のアンティークマイセンにはすばらしい作品が多いですが、
ほんとうにマイセンで描かれたかどうかを見極めなければなりません。
そんな苦い経験があるからでしょうか?
ノイエアウスシュニットの白磁はめったに市場に姿を見せません。
799801/00633
プロアマ問わずポーセリンアーティストにとってはKPMかマイセンの白磁で自らの作品
を創作することは憧れです。
そこでマイセンはこれをHOBBY COLLECTIONと名づけてたまに世にリリースします。
↓識別できるようにこういうバックスタンプになります。
00633のティーソーサーでの撮影ですから613の刻印が見えますが、お気づきですか?
スクラッチが一本入ってます。
念には念を入れてB級品の白磁しか出さないという姿勢の表れです。
ということになっています。
変な言い方をしているのは、これがまたどう見てもB級品に見えないというかいつも”難”
が見つけられないんですね~。
どこかなにかあるのかもしれませんが、うらかんはB品ではないと思っています。
あくまでも私見ですよ!
じつはマイセンもこのシェイプの白磁を正式にリリースするという噂もあります。
そうなるとHOBBY COLLECTIONという文字とスクラッチは無くなり、きっとあの独語
で「白」の意味のヴァイスという文字が描き込まれるのかもしれません。
もう一つ。
波の戯れホワイトやホワイトレリーフのデコレーションNoは無装飾を表す000000でしょ?
000000/29633なら波の戯れホワイトのティーカップ&ソーサー、
000000/26633ならホワイトレリーフのティーカップ&ソーサーというふうに。
ですからね。
その暁には、
799801/00633じゃなくて
000000/00633ってなるんじゃないかって、またまたうらかん勝手読みはどうよ。
オタクっぽい記事ですな(笑)。
もうすぐアップします!!
やっぱり商売ですな。
千代の富士とマイセン
言葉が好きなので自分の中で印象深いフレーズがいくつかあります。
千代の富士が前人未到の通算1000勝を達成した際の会見。
記者「次の目標は?」
横綱「1001勝。」
カッコイイ!!
三十になったばかりのうらかんは感動しましたね。
というわけで今回1001記事目。
今日の記事のタイトルと前回記事で”ははぁ~。今日のネタはあれだな”と読めたかたは
全品半額にします(嘘)。
Meissen 1001Nacht dekor680710
1001にちなんでこれしかありません。
何度もご紹介済みですが…。
現代マイセンを代表するアラビアンナイト(千夜一夜物語)。
H.ヴェルナーのデザイン、L.ツェプナーの造形が見事に融合昇華した傑作です。
開窯以来、磁器の発祥地東洋への憧れと尊敬は綿々と受け継がれています。
20世紀後半にこれからのマイセンを提案するために設立された「芸術の発展を
目指す芸術家集団」いわゆる現代マイセン五人組にもその伝統は息づいています。
エキゾチックな千夜一夜物語を題材にしたのもその表れ。
H.ヴェルナーにより1973年に考案された不朽の名作です。
引退会見も印象深かった千代の富士。
「体力の限界!」
といって頭を下げる横綱。
TVに向かって
「お疲れ様!」
と叫んだのを覚えています。
通算1045勝。
通算1045記事ではまだまだ引退できそうにないですが、
「ネタの限界!」(笑)