アウガルテン、ロブマイヤーとくればハプスブルグ家。
ヘレンドしかり。
オーストリア-ハンガリー帝国皇帝ヨーゼフ一世后妃エリザベート。
奮戦記にも何回も登場させました。
エリザベートってすでに語感がいいでしょ。(笑)
エリーザベト・アマーリエ・オイゲーニエは、1837年のクリスマスイブに生を受け
ました。
今年で生誕175周年になります。
100年以上前にエリザベートもHERENDを愛用していたのですね。
当然のようにそれを記念するパターンがリリースされます。
ウィーンの薔薇ピンクバージョン VRH-X4
アウガルテンのウィンナーローズから続くこのシリーズのハプスブルグ家との深い
かかわりは奮戦記内で検索してみてください。
定番化されるかどうかは今のところ不明です。
やさしく上品なピンクです。
Sohbiのヨーロッパ名陶名品展で登場しますが、ほんの一部ネットショップにも
入荷しています。
品切れになったらSohbiの実店舗にお問い合わせください。
ヘレンドのチャレンジ
ヘレンドのアポニー各色やそのバリエーションをいろいろご紹介してきました。
ビクトリアしかり、インドの華しかり。
ヘレンドは伝統的にモチーフNoのあるパターンが多い名窯です。
色やモチーフのバリエーションで間口を拡げる展開を得意にしています。
こんな手法もあり。
アポニーグリーンとうらかんオキニのトゥッピーニの角笛。
??? なんか違う?
OsierシェイプでもRocailleシェイプでもありませんね。
チャイニーズスタイルでのバリエーションです。
このようにオリジナルデザイン時のシェイプと異なるシェイプで新品番が登場する
ことも多々あります。
どれもこれも手描き工房だからこそできること。
そして質の高いペインターが充実しているからこそできること。
大量生産に向く合理的な転写ではここまで頻繁にバリエーションを増やすことは
かえってできないのです。
けっして手抜きではないのです。
またアポニーいろいろ
前回記事の続きで登録継続中です。
先日アポニーいろいろ多すぎ!といいましたが、Sohbi実店舗ではこんなのも
とっくに扱われていたのでした。
アポニーの名前からはずれて、クロチルドグリーンとクロチルドピンク。
パターンイニシャルはCLOTVとCLOTP。
VとPはいつもの色ですね。
さらに色の前にSが入るとモチーフが大胆にオフセットされたパターンになります。
レリーフのない20シェイプでのリリースですのでちょっとモダンなイメージです。
無数といっていいくらいのアポニーのバリエーション。
果たして今後もずっと定番として落ち着くのはどれくらい?
>クロチルドグリーンはこちら
>クロチルドピンクはこちら
アポニーいろいろ多すぎっ!(笑)
ヘレンド記事三連発。
ヘレンドは居丈高なアポニー侯爵に感謝するしかありません。
奮戦記もアポニーなんちゃらを何回もネタにさせていただいております。
先日はエリザベス女王即位60周年記念英国限定販売のアポニーロイヤルブルーを
ご紹介したばかり。
同時にこんなのも入荷しています(名品展会場)。
アポニーブルー・イングレイス ABIG-0724-0-00
ABIG-0724-0-00
またまた奮戦記読者のみなさまなら、おわかりのはずのイングレイス。
イングレとか言えば「おっ。おぬしできるな」と思われます(笑)。
とうとう絵付け技法の違いでも勝負してきました。
金彩がないのがかえって新鮮です。
扱ってきたアポニー。
AF、AB、AB3-X1、ABIG、AIND、AJ、AL、AM、ANG、AOG、AP、ATQ、ATQ3-PT、AV。
今のところ14種類。
限定品のAPER-ORなども加えればどうなるか精確には不明です。
ATQ3-PTはアポニーターコイズ・プラチナです。
気が向いて全色PTバージョンがリリースされたら約30種類になりますね~。
ここまでバリエーションの多いパターンも珍しい。
オリジナルともいえるインドの華もたじたじなのです。
贅沢アイテム
何度かご紹介したことのある王侯貴族文化の香り高いアイテム。
ウォーマーとかヒーターとか呼ばれます。
贅沢の極み。
HEREND FV-0455-0-00 キャンドルホルダーとの2pcs
無煙キャンドルで保温。
ポットなかでずっとジャンピングしているわけ。
上の写真は606のポットを載せてみましたが、605でも604でも余裕です。
もちろん本体だけでティーポットスタンドとしても優雅。
一工夫すればキャンドルスタンドにもなりそうな。
え~と、これのですね。
あとアポニーグリーン、ビクトリアとウィーンの薔薇が・・・。
もうすぐSohbi全店ですごいことになるみたいです。もちろんネットショップも。
ずいぶんお待たせして同時に入荷してきたお客様には先日お詫びの上、別対応させて
いただきました。
お楽しみに!!
ヘレンド アポニーロイヤルブルー!!
エリザベス女王即位60周年記念。
英国限定販売。
ヘレンド アポニーロイヤルブルー AB3-X1
鮮やかな深みと透明感ある高貴なロイヤルブルー特別色。
ポットリッドはなんと王冠。
AB3-X1-0606-0-91
ヘレンドの品番の最後の二桁については奮戦記読者のみなさまはもうおわかりですね。
91は王冠だったようです!
数量限定Sohbi特別価格にて全店で販売間近です(もちろん現品限り)。
ネットショップでは、
ティーカップ&ソーサー・デザートプレートのセット:限定12セット
*AB3-X1-0724-0-00 AB3-X1-0517-0-00
ティーポット・オープンシュガー・クリーマーのセット:限定1セット
*AB3-X1-0606-0-91 AB3-X1-0492-0-00 AB3-X1-0644-0-00
で販売予定。
WEBで散見される価格と比べるといかにお買い得かおわかり下さるかと。
即完売必至。
ネットショップが品切れになっていましたら、Sohbi各店へ直接お問合せ下さい。
お約束のメールマガジンにてご案内申し上げます。
代理店様さすが!
ずいぶん前に書いた記事がきっかけで大きなご注文を承ることがあります。
ひょんなことから、ああそれっていつかの記事にあるはず・・・とかも。
【先日のヘレンドに関するSohbi担当バイヤー通達】
HMVが日本代理店扱いになり、「ウィーン追想」と命名されました。 価格はこれこれです。
というような内容。
早速修正・更新。
ジイジうらかんのおぼろげな記憶の片隅に、浮かんだ記事。
期せずしてちょうど三年前2月2日。
>こちら
勝手に「ウィーン礼賛」と名づけて平気でアップしていました。
「ウィーン追想」のほうがいいですね。
ロイヤルガーデン
第一回万国博覧会は1851年のロンドン博。
ビクトリア女王による水晶宮での開会宣言。
のちにこの博覧会はビクトリア時代の象徴とも言われています。
その記念すべき世界初の国際博覧会の主催者でもあるビクトリア女王が一目でお気に
召し、即座にオーダーされたテーブルウェアがHERENDのビクトリアだったことはもうご
存知ですね?
HERENDが一躍有名になったエピソードです。
それを記念してビクトリアというシリーズ名になったそうですが、出展したときはどういう名前
だったのか興味が湧きます。
「なんとかシノワズリ」だったかも。
EVICT1-0724-0-00
今年リリースされたビクトリアのバリエーションです。
日本でのシリーズ名は特に決まっていませんでしたが、ウィリアムズ王子とキャサリン妃
ご成婚の際にハンガリー共和国からのお祝としてこの食器が贈られたことを記念して、
ロイヤルガーデンと名づけられました。
第一回ロンドン博から160年。
英国王室との不思議な縁を感じます。
ヘレンドのポット・シュガークリーマー
ヘレンドのティーポット
ティーポットって実際に使いますから需要が大きいサービスアイテムです。
名品展会場にたっくさんありましたのでピックアップして撮ってきました。
ありそうでなかなか実物は見れないHERENDのティーポットをどうぞ。
上の2枚は全部608ミニサイズです。
左から JM-20608-0-06、EDEN-20608-0-06
GPN-20608-0-06、TCA-1608-0-06、QS-20608-0-06
6人用はないのかって?
VITとFLBR限定セット専用(単品販売不可)。
通常の606サイズやモカポットなどを合わせればヘレンドだけで30点以上ありました。
これがまたありがたいことに早々に無くなっちゃうのです。