Aynsley オーバンカップ&トレイ
廃番には惜しいアイテムのご紹介です。
英国王室ご用達だけあってティーフォーワンやアーリーモーニングティーポット
など紅茶にまつわるアイテムが豊富なエインズレイ。
以前はこんなアイテムがありました。
ティーカップにソーサー代わりのトレイがセットされた便利品(うしろはモカカップ&ソーサー)。
カップを置く窪みもありました。
けっこう見かけるアイテムですがヨーロッパの伝統的な窯がラインアップするのは
めずらしい。
使うえば洗うのがお約束。
洗い物が少なくてすむのは忙しい朝に向いていると思いませんか?
マイセンの光沢金
Meissen Glanzgold
マイセンなど手描きの金彩は焼成中に釉薬としっかり結合します。
窯から出てきたときはくすんだ黄土色。
その後の磨き作業によって光り具合(ツヤ消し状からピカピカ状まで)を調整するのが
金彩磨き職人。海の砂やめのうスティックなど磨く道具で変わるそうです。
要するに焼成後に「磨き」の工程が必然。
で。
マイセンにはもう一つ秘蔵の金があります。
「光沢金(グランツゴールド)」と呼ばれる独自の金。
19世紀のマイセン発展の功労者H.G.キューン(1833年-1870年のマイセン工場長)が
開発した魔法の金。
化学者でもあったH.G.キューンは「酸化クロムの緑(下絵用グリーンの絵の具)」も発明
したひじょうに功績のある人物です。
なにが魔法か?
焼成中の炉のなかで自らかが焼きを放つのがグランツゴールド。
磨き不要。
グランツゴールドが駆使された現役代表選手がこちらです。
左:B-Form。右:X-Form。
このようなバロック様式の作品に用いられるのがお約束。
梨地状のツヤ消し風味は施釉のしかたで表現します。
ちなみにB-FormとX-Formはバリエーションが豊富ですからコレクションの際は
マイセンに詳しいショップをみつけることが先決です。
たとえば洋食器の創美のような(笑)。
ほんの一部アップしています。
仙台店と地震
遅ればせながら東北内陸部地震被災者のみなさまには心よりお見舞い
申し上げます。
また自然の猛威の犠牲となられたかた、ご遺族の方々には謹んでお悔や
み申し上げます。
洋食器の創美仙台店では十数点の破損で済みましたがかえってお客様
にご心配いただき店メンバー一同恐縮しております。
そんな仙台店からこんな報告がありました。
年末のネットショップの棚卸し記事でも
触れた地震対策ドンキ調達格安ベルト
(全店共通)が奏功して大切なお客様の
お預かり品は全品無事でした!! と。
左の写真は仙台店のお客様のお預かり
品棚です。
被害は売り場の陳列商品だけだったわ
けで、お客様にご迷惑をかけずに済ん
だことがなによりです。
ほんとにちょっとした対策ですがこのベルトのお陰で棚から落ちずに事なきを得た
んですね。
仙台店は開店以来何度か地震を経験しましたがいつも大きな被害にはなってい
ません。
今回はきっちりとベルトが張られていたのでさらに最小限。
「つつがなく営業しておりますのでぜひお立ち寄りください。」
という仙台店からのメッセージです。
数ある仙台の商店街のなかでJR仙台駅にもっとも近いアーケード「ハピナ名掛丁」。
仙台駅西口方面からはいって約100mの右手です。
右写真のトモエヤビル4F。なかのエレベーターでどうぞ。
6月26日(木)から7月1日(火)まで
「ヨーロッパ名陶名品展」開催します。
店メンバー一同無事に元気にご案内いたしますのでぜひお立ち寄りください
ますようお願い申し上げます。
北の大地より
洋食器の創美 札幌IKEUCHI店
ちょっと趣向を変えて洋食器の創美の実店舗のご紹介が続きます。
同居人が「水曜どうでしょう」の熱狂的サポーターで「洋チャン、洋チャン」と騒いで
いますが、北海道からのエントリー。
札幌は大通り。
お隣三越様、お向かいPARCO様の一等地にある洋食器の創美です。
札幌の老舗IKEUCHIの5Fにあります。
うらかんもなんどか担当しましたが当たり前ですが「寒い」。
でもお客様と店メンバーは熱い!
ついにきました! 熱いメンバーの顔出しOK生写真!!
じゃ~ん。
左:文系ジョージ、右:裏店ダイアナ。
まん中:店長ゴードン。
命名はご本人承諾なしのうらかんのイメ
ージで実際とは異なります(笑)。
ダイアナがマイセンを語りだしたら覚悟を
決めたほうがよろしいかと。
そのマイセンへの「愛」が炸裂します。
魅入られたようにお持ち帰りになるのが
お約束。
豊富な商品知識だけでなく、「使い方」や「お料理」の話まで広がるお店です。
7月21日(月)まで「ヘレンド大特集」開催中です。
ゴードンいちおしはビクトリア(VBO)!
名品です。
さすがに周りに洋食器の創美がありませんからいつも品揃えは充実しています。
どうぞお気軽にお立ち寄り下さい。
東京メトロ副都心線
大阪から上京したうらかんの大学生時代のアパートは板橋区と練馬区の
境目あたりにありました。
とんねるずの石橋君で有名になった成増近辺。
そういえば、今はなき洋食器の創美世田谷店でタカアキさんお買い物して
いただいたことがあります。女の子へのプレゼント攻勢で(笑)。
で。
波乱の開通でしたが東京メトロ副都心線。
平和台や氷川台、沿線にお住まいのかたがた~っ!
ぐぐっと洋食器の創美新宿サブナード店が身近になりましたですよ~!
副都心線の新宿三丁目駅は伊勢丹寄り
ですから新宿区役所の下あたりの新宿
サブナード三丁目は近いですよ~。
ますます便利なお店になりましたので
どうぞよろしくお願いいたします。
場所柄トレンドには敏感です。
贈り物大得意。
雨でも平気です。
どうです。
このウェッジウッドとベッキオホワイトの迫力の品揃え。
もちろんマイセン、ヘレンドもぬかりは
ありません。
20日(金)からはマイセンのブルーオニオン
とブルーオーキッドの大特集企画催事が
スタートいたします。
お気軽にお立ち寄りくださいませ。
東京メトロさん。新宿三丁目を通過したり
したらゆるしません。
祝一周年!
The 1st Anniversary
今日はなにの一周年記念日でしょう??
期せずして本日休日で祝杯です(嘘)。
「なぁ~んだ」とお思いになることでしょうが
じつはわけもわからず「洋食器の創美ネットショップ奮戦記」を開設したのが
2007年6月18日でした。
自ら課した一日最低一記事。
これが385記事目となりました。
われながらよく続いたものだと…。
お楽しみいただけましたでしょうか?
うらかんはコメントやメール、拍手やランキングでずいぶん元気をいただきました。
おすすめサイトのsato様、けいにゃん様、まろか様には毎日のようにお立ち寄り
いただきほんとうにありうがとうございます。
もちろん他にも家事の合間に、お昼の休憩時間に、おやすみ前にご覧いただい
ているかたがたもたくさんいらっしゃることでしょう。
Blogを通じていかにすてきな生活を楽しんでいらっしゃるかたが多いかがわかり
ました。
マイセンの限定品やアンティークなどももちろん最高にすばらしいですが、洋食器
を上手に使って日常生活を豊かにエンジョイされているユーザーの方々こそすて
きです。
あつかましいですが
そんな楽しい日常生活にエントリーされるかたが一人でも多く、
また
年に何回かはグレードの高い食器で非日常を演出してみるかたが一人でも多く
なることへの一助になればと思います。
さあて
The 2nd Anniversaryはあるのでしょうか?
さすがに毎日とはいきませんが続けてまいりますので今後もどうぞよろしくお願い
いたします。
あ。また宣言してしまった(笑)。
ウェッジウッドのオリエンタルシェイプ
WEDGWOOD Oriental Shape
一度チラ見でご紹介しましたが10年くらい前にウェッジウッドのオリエンタル
シェイプというアイテムがラインアップされていました。
記憶の限りでは、
ワイルドストロベリー、インディア、カーゾン、クリオ、コーヌコピアのパターンで。
こんなでした。
アイテムはチャイニーズティーカップ&ソーサー、
ヌードルボール、ライスボール、カバードライスボール、
チャイニーズスープスプーン、ソースディッシュ、
チョップスティックスタンド。
こちらの3カットに全部入ってます。
洋食器の創美は大量に仕入れましたよ~。
直感的に「売れる」と踏んだんです。
あにはからんやけっこう苦労しましたよ~。
トレンドの先取りだったんですが「オリエンタル」とした
のが中途半端だったのかもしれません。
日中混合境目不明の欧米視線とは言いすぎ?
日本市場向けで商品開発した方は先見の明があったと思います。
いかんせん早すぎたのと思い切りが不足していたんですね。
洋食器の創美は思い切りがよすぎました(笑)。
じつはいまでも一部ラインアップされています。
ネットショップでワイルドストロベリーのチャイニーズカップ&ソーサーを発注して
今年アップしたくらいです。
すぐ売り切れましたよ~。
今ならジャパニーズとチャイニーズどちらもそろいますね。
ブルガリ
BVLGARI
イタリアの高級ファッションブランド。
腕時計も人気です。
エルメスに洋食器があるようにブルガリにもあります。
洋食器の創美でも10年くらい前に扱っていました。
左クアドリ、右フルッタ。
ドルチデコ。
ババレーゼ、シャルロット、カプレーゼ、カッサータ、
ズコット、ライムの6パターン。
これはもう楽しげでおしゃれでvery goodでした。
クアドリのカットでおわかりのように作っていたのは
デザイナーブランドを得意とするローゼンタール。
定番化はされていないようです。
オリジナリティあふれるしゃれたデザインはさすが。
陽射し(しかも木漏れ日付き)のある洋館のテラスに
似合うと思います。
モーニンググローリー
HEREND NY(Nyon)
ヘレンドのパターン名はそのイニシャルでカップの裏にもソーサーの裏にも
描き込まれています。
このブログでヘレンドをご紹介する際には極力略号とフルネーム?を表記する
ようにしています。
こちらの「モーニンググローリー」。
アサガオがアレンジされた上品なパターン。
すっきりしたイメージですてきです。
アサガオにかけた「輝かしい朝」という命名
もしゃれています。
全体のバランスのデザインが秀逸だと思い
ませんか。
白磁の美しさを活かした逸品です。
で、モーニンググローリーというパターン名なのに略号はNYってなにゆえ?
New Yorkではありません(笑)。
このパターンはヘレンドがスイスのニヨン窯から譲り受けたものだからNyon
となっているわけです。その略でNY。
日本代理店さんが「ニヨン」ではちょっとということで「モーニンググローリー」
と名づけたんでしょうか? 海外の代理店かもしれません。
いずれにしてもセンスのいい命名です。
ピノキオ
Richard Ginori PINOCCHIO
みなさんピノキオはどんな思い出というかご記憶がありますか?
うらかんは絵本と映画とコオロギの歌う「星に願いを」が印象に残っています。
な~んか燃えそうになった場面があって緊張したような…。
まだ心がきれいだったんでしょうねぇ(笑)。
で。
リチャードジノリのピノッキオです。
1883年初版。イタリア人作家カルロ・コッディーリによる世界中で愛されている
童話ですね。
リチャードジノリの公式webサイトによると
コッディーリはフィレンツェのジノリショップの2階に住んでいたとか。
さらにお父さんがジノリ伯爵家のコックだったとか。
面白い縁があるものです。
洋食器の創美はあまり扱ってきたことがありませんがネットショップの発注分
が来月あたりにやってきそうです。
お子様へのプレゼントにもいいですが童心に返って使ってみるのもいいでしょ?
だってディズニーランドのファンタジーランドのアトラクションにけっこう年配の
人も並んでいますよね。