Sohbiの名品展会場に応援入店するとなんとなくポツンとしているアイテムが一つや二つ
必ずあります。
常識では信じられないようなスケジュールと人員で準備しますから、会場メンバーはじっくり
入荷品を吟味する余裕がなかったりします。
先週入店した藤沢会場でもイタリア家具のキャビネットにこんなアイテムがひっそり飾ら
れていました。
取り出してケータイで撮っていると「なんでしょうね、これ?」とか。
プライスPOPには”アンティークバカラ パウダーボックス 1976年”とあります。
ここからうらかんオヤジの勝手読みが始まるのです。
パウダー、パウダー。…。…。
ふ~む。
あっ! 火薬!!
銃口から火薬を詰める昔の鉄砲の場面とか映画で観たことあるような…。
角で作った火薬入れどこかで見たことあったかも…。
もうこれでバカラが昔の火薬入れをモチーフにクリスタルで作ったことに決まり(笑)。
確かに戦争のような図柄で銃も表現されてる。もう間違いない。
次は1976年、1976年…。
なんかのアニバーサリーに違いない。
フランス革命は「火縄くすぶる」1789年だから関係なさそう。
ここでまた勝手ピンポン。
アメリカ独立宣言1776年で200周年!!
フランスはアメリカの独立戦争をバックアップしたでしょ。仇敵イギリスへの外交政策で。
それがフランス革命の導火線にもなったわけだし…。
それに撮影時は気づきませんでしたが、今画像を見ると注ぎ口のほうの星はもしかしたら
独立時の13州の13個かも。
そうすると底の方の星は現在の50州で50個?
そう。星条旗の変遷。
ほとんど妄想の世界になってきます。誰か確認して。
こうしてこのアイテムは、
「バカラによって火薬入れを題材にして作られたアメリカ独立宣言200周年記念品」という
ことに。
フランス革命にもつながるアメリカ独立戦争だから火薬。
あくまでもうらかんのなかでそうなります。
肝心のなにゆえ作ったかがわからない点は黙って無視(笑)。
はるか遠くの世界史受験勉強の記憶を総動員しての勝手結論です。
そういえば1976年って。
すべり留めまで全滅して浪人が決定した年じゃん(爆)!!
星が丘テラス店Blog復活!!
実店舗企画催事 ”大リヤドロ展”
なんともまあ、洋食器の創美の催事はどれもベタなタイトルでしょう?
なんでも「大」つけちゃうんです(笑)。
それが!いいんです。それでいいんです! ←Jay Kabira風
だってリヤドロを150体以上一度に見ることができて、それも眺めるだけじゃなくて、見たい
アイテムはちょっと声をかければ気軽に店スタッフがテーブルに運んでくれて360度じっくり
チェックできて、円高還元価格で購入できて、金利手数料無料の分割払いも利用できて…。
悔しいけどネットショップでは真似できない。
■Sohbi”大リヤドロ展”■9月■
福岡店会場:9月19日(日)までただいま絶賛開催中!!
梅田店会場:9月23日(木)~9月28日(火)6日間限り!!
⇒ 福岡店はこちら
⇒ 福岡店ブログはこちら
⇒ 梅田店はこちら
⇒ 梅田店ブログはこちら
両店舗ともブログのメールフォームからのお問合せも承っておりますからお気軽に。
オールドノリタケのドラゴン~藤沢店名品展会場より
しばらく名品・希少品が続きます。
洋食器のSohbiはオールドノリタケも扱っています。
里帰り逆輸入アンティーク。
当然ドラゴン文も存在します。
こちらは有名な盛り上げ技法のドラゴン文様のコーヒーカップ&ソーサー。
このタイプは花瓶がお約束で、カップ&ソーサーは珍しい。
「盛り上げ」は一陳という口金のの付いたチューブで泥漿を搾り出す技法です。
ケーキにクリームでデコレーションするパテシエさながら。
“MORIAGE”って英語にもなっている技術。
これまたアールデコのラスター彩作品では稀なドラゴン文。
王水や水銀を用いたこの技法はもちろん今はご法度。
この技法でのドラゴンモチーフは珍しいです。
いずれも当時新進の世界的視野をもったジャパンビジネス最先端企業の作品です。
やはり「ドラゴン」居ましたね。
上:コーヒーカップ&ソーサーは1911年(M44)-1921年(T10)、
下:カップ&トレイは1918年(T7)-1941年(S16)
の作品です。
ただいまエインズレイ充実!
ミルク飲み人形?
セッティング自画自賛
今日は藤沢のヨーロッパ名陶名品展初日。
何度かご紹介した数年前にリリースされたHERENDのフィギリンにシチュエーションが
ピッタリの2010年リリース作品が同時にありました。
いかが?
ピンポ~ンと閃いてケータイぱしゃ。
こんな希少品で遊べるのがSohbi名品展のいいところです。
名陶名品展藤沢会場(9月8日-12日)はこちら。
Meissen DREAM
My Favorate item PART5のマイセンも撮影しました。
先日の記事はうらかんケータイ画像でしたので再登場させましょう。
Meissen DREAM 701590/33579/1-6
上段左から1,2,3、下段左から4,5,6のモチーフNoです。
やはり2005年の*マイセンデイズでの発表作でした。
*マイセンデイズって?
→毎年9月にマイセンで開催される新作発表会
→2月フランクフルトメッセとは異なり関係者以外は参加できません
ドリームは昨日ネットショップにアップしました。
おしゃれな各パターンはこちらでご確認下さい。
⇒ 夢と現実の世界はこちら
JAZZ
うらかん世代は学生時代にジャズを聞くのがちょっとしたオシャレみたいなところが
ありました。
クロスオーバーとかフュージョンとかが流行ってましたから、そこからちょっと踏み
込んで。みたいな。
大学のときにCDへの切り替えが始まって。
喫茶店でたむろして。
ちょっと探せばジャズ喫茶がありました。
ショッポ尻開け、火はマッチがお約束。
って、なんのことかわからないでしょうね(笑)。
ナハトマンのジャズが新入荷しています。
Nachtmann DANCINGSTARS ”JAZZ”
Chargerplate red 75303
Saladplate clear 75325
シンプルなようでいて中心部ほどカットが細かくなっていく芸の細かさ。
レッドはまんなかあたりに金装飾があります。漆器の蒔絵を意識したのかも。
JAZZのおすすめ?
Kジャレットのケルンコンサートは今でも愛車で流すことがあります。
一番はまったのは山下洋輔のエッセーと小説(笑)。
読むジャズ。
⇒ ナハトマンのおすすめJAZZはこちら。
Moulin Rouge
タイトル見て即座に日本語読みに変換できる人意外と少なかったりして。
フランス語は独特ですね。
響きが好きです。
ムーラン・ルージュ。
行って見たい。
今日ご紹介するアイテムはじつは奮戦記で二度目。
Bacccarat MOULIN ROUGE Champagne Bucket Silver Plated 1_893_773
本格派。 贅沢品。
金具が金仕様のタイプもありますが、より涼やかなシルバーがまたいいでしょう?
10年以上前に初めてご注文下さったお客様のことが今でも忘れられません。
「年末のワインパーティー用だから急がないでいいからお願いね。」
オーダーできるかどうかも確認することなく「ハイ」と即答(笑)。
ムーランルージュって感じ(てどんな?)のすてきなマダムだったんです。
Sohbi梅田店はそんな突然のご新規ミラクル発注がけっこうあります。
仲良くお話できて波長が合えばドカッ!みたいな(笑)。
現任のO店長はそれができる貴重な人材です。
オヤジの思い出話はさておき、こういったアイテムこそヨーロピアンかと。
贅沢な逸品。
冷えたシャンパンをバカラのバケットから取り出し、でもグラスはやっぱりロブマイヤー
でお願いしたいところ。