忙殺!

最近とうとう受注業務も自ら担当するようになりました。
言い訳がましいですが、ブログの更新がおろそかになっています。
で。受注窓口のエピソードその1.
引出物のご注文は絶好調ですが、
いざご納品となるとけっこうたいへんです。
お二人の大切な記念ですから神経過敏になります。
先日、対応がちょっと?の式場がありました。
引出物は挙式日前日午前中着が一般的ですがそちらは五日前の指定でした。
それでですね。
当日披露宴二時間前!!に「数が足りない!」って連絡がきたわけです。
★それもまずご本人に連絡したみたいで最初の電話は新婦様ご自身からでした。
一瞬あせりましたよ~。
発送部隊を信じつつ式場へTEL!
「何個口で届いていますか?」
「4個です」
「引出物の数は全部でいくつはいってましたか?」
「18個です」
>この時点でうらかん自信満々。ご用命数は36個。こんなチェックありえない!
「今お電話している○○様ご自身が確認されましたか?」
「いいえ」
「包装が傷まないようにエアキャップで二つを一つに二重包装してあるはずですが」
「とにかく18個しかないとのことなんです」
「そういう事情ですからもう一度よく確認してみてください」
「わかりました」
このあとなんの連絡もなし!!
だいたい例のプチプチのエアパッキンの包みが引出物って考えること自体おかしいでしょ?
五日も前に送らせておいて確認が当日の数時間前ってどういうこと?
よく確かめもしないでご本人様にすぐ「足りない」って伝える?
さらにどうなったか連絡もない…。
久々にキレましたね~。
30分後くらいにTEL入れました。
「どうなりましたか」
「ありました」
ブチブチブチッ! ←うらかんのセンが切れる音(笑)
「支配人かどなたかと替わってください」
まあ、こんな従業員を育てるボスですからおって知るべし。
“なにが言いたいのかコイツは”みたいな対応でした。
思い出すだけでも血圧が上がりますからこのやり取りは割愛。
「お二人が一番心配なさったはずですから丁重にお詫びしておいてください」 ガチャ。
お二人のお幸せを心よりお祈り申し上げます。

ヘレンド セーブル風金彩小薔薇

誰が呼んだか「セーブル風金彩小薔薇」。
これです。
ヘレンド SPROG  洋食器の創美
放射状の金彩のなかに愛らしいバラ文様。
むか~しギザギザの丸い穴の空いた定規みたいなのでグルグル模様を描いたことありま
せん? そんな金彩でしょ。
夜店で売っていて買ってもらって家に帰ったらいろんな色のボールペンが無くてガッカリし
た記憶があります(笑)。
そんなことよりパターンの名前です。
こちらのパターンイニシャルはSPROG。
Sevres petites roses en or,grandの略。
セーブル様式のプチローズ金彩グルグル仕様ってなわけです。
初期セーブルによく見られるバラの描き方だからでしょうか。
違う窯の名前をパターン名に冠しちゃったところがすごく面白い。
セーブル様別格扱いの証かもしれません。
ちなみにSPROというパターンもあってこちらは金彩がタテヨコの格子状になっています。

マイセン 波の戯れ

Meissen  Waves
今やマイセンのマイスターのザビーネバックス女史が世に問うた波の戯れフォルム。
なんども紹介しすぎ?
最近また好きになってきたので再登場。
初入荷のときの懐かしい写真が出てきたんですよ。
マイセン 波の戯れシェイプ  洋食器の創美
左から、
波の戯れホワイト_000000,ベゴニア_720290,フローラ_704890,森の声_614501,
そよ風_704901。
ホワイトと森の声とそよ風にはさざ波レリーフがあるタイプ。
ベゴニアとフローラルはツルリとしたタイプ。
‘Waves Relief’と’Waves’と呼び分けられています。
5桁のフォルムNoの頭が29と28でも区別されています。
アイテムもどんどん増えて60種類近いラインアップです。
パターンは20種類くらいでしょうか?
15年弱で300年の歴史のマイセンに完全に定着させたのは立派だと思いませんか。

ジャスパーのアクセサリー

ジョサイア・ウェッジウッドの功績の一つにジャスパーウェアがあります。
一万回近い試行錯誤ののちに1774年に完成。
カップ&ソーサーはちょっととお思いでしょうが使い込めば滑らかな風合いになる実用品
とのこと。
でも素材としては花瓶や置物などに向いていますね。
アクセサリーも豊富です。
ペンダントとイヤークリップ。
ウェッジウッド ジャスパー ペンダント  洋食器の創美
タイバー。
ウェッジウッド ジャスパー タイバー  洋食器の創美
総務の部長代理がたまにジャスパーのタイピンしています。
在庫ですか?
もう全然ありません。今年の初めに福袋に入れちゃいました。
ジョサイヤさんごめんなさい。

幻のウェッジウッド

一瞬入荷で疾風のように過ぎ去るアイテムがけっこうあります。
画像だけ残っている先日のロイヤルドルトンのアリーナもそういう可哀想な運命だったわけ。
ウェッジウッドにもそういうのがかなりあります。
こちらのセビル。
Seville。闘牛とフラメンコのスペインのセビリア。
ウェッジウッド セビル  洋食器の創美
情熱の街の名前で連想されるイメージではありませんね。
落ち着きのある新古典主義。
全然記憶にありません。
お持ちのかた~。大事に使ってくださいね~。

ブログの更新

最近さぼり気味でいつも気にはなっています。
忙殺状態でイメージが湧かない…。
バナーべたべたもなんだかつまらないでしょ。
画像集を眺めて(これがまたPCのディスプレイだとダメなんですよ~。オヤジは。)、
パッと思いつくフレーズがあるとすらすらなんですけど。
自分では「洋食器でシチュエーションシリーズ」が気に入っています。
出来不出来の差が大きいですが。
言ってる間にもう少しで800記事。
とりあえず1000記事目指してみようと。
休み休みになるかもしれませんが。
少しでもお楽しみいただければ。
どうぞよろしく。

傑作

チェコの名ガラス工房”Moser”は何度かご紹介しましたでしょ?
限りなく天然水晶に近い静謐な透明度のカリクリスタル。
全工程が熟練マイスターの100%手作業。
150年以上の歴史。
少量生産。
そんなモーゼルのなかでもこのアイテムは秀逸だと思います。
モーゼル リングベース  洋食器の創美
高さ28cm/幅20cm
そもそも何だと思います?
大きさのイメージは腕に通して提げるバッグくらいの感じ。
このまま小さくなれば指輪になりそう。
花瓶なんですよ。別名リングベース。
ボール状になったところに花を活けて両脇に…。
「お料理のサービスにも使える」とはテーブルコーディネイターのお得意様のアイデア。
ほかにはないおしゃれなアイテムです。

がんばれジノリ!!

Richard Ginori といえばベッキオホワイト。
それはそれでいいんですがほかのラインアップはすっかり影を潜めてしまいました。
15-20年くらい前ははジノリといえばイタリアンフルーツだったでしょ?
ドッチア窯を発祥とするリチャードジノリはヨーロッパで三番目の歴史をもつ名窯。
ちょっとさびしいですね。
ミュージオクラシコ、アンティックローズ、インペロシリーズ…。
アンティコフォルムにもベッキオフォルムにも数多くのパターンがありますがあまり元気が
ありません。
リチャードジノリ ベッキオロゼリーン450_02  洋食器の創美
↑小さなバラが愛らしいベッキオロゼリーン。
おしゃれなイタリアらしいテイストの新作とかに期待したいところです。

ケーキスタンド

意外に探しているかたが多いアイテムの一つにケーキスタンドがあります。
最近あまり見かけないですからね。
むか~し、真ん中に直径5mmくらいの穴の空いたMINTONハドンホールのプレート20cm
が入荷してきたことがありました。
新人のうらかんはびっくりしましたよ~。
でも当時は洋食器に対して全員新人みたいなものでしたからわけもわからず…。
シャフトを通してケーキスタンドにするためのプレートが混入していたのが真相。
当時はハドンホールにも二段ケーキスタンドがあったということです。
これいいっしょ?
ナハトマン ボサノバ 2段ケーキトレー23/32  洋食器の創美
Nachtmann  Dancing stars BOSSA NOVA
径23cmと32cmの余裕のサイズ。
なにかと人の集まる機会の多くなるこれからのシーズンにピッタリ!
おすすめです。
ブランドボックス付ですので贈り物にもGOOD。
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