純正わけあり品

今や世の中、「わけあり品」が大人気。
PC関係のネットショップなどでも「箱が傷んでいる」とかどうみても安くする理由付け優先
企画みたいなのがあふれかえっています。
お買い得なんだからうれしい限りで文句をつけるつもりは全然ありません。
洋食器の創美はもともとむか~しから大得意。
カップ単独品、ソーサー単独品、金飛び、長期滞留品など。
で。
本日のご紹介はこちら。
マイセン純正わけあり品。かなりグレードの高い?わけあり品です(笑)。
マイセン ティタニアとツェットル像S 洋食器の創美
何度かご紹介したティタニアとツェトル像。
P.シュトラングとH.ヴェルナーによる現代マイセンを代表する作品ですね。
ティタニアの向かって右の睫。
右から六番目と七番目の間が不自然でしょ。この間にもう一本あるべきなんです。
この作品のハイライトとも言える睫が一本足りない「わけあり」。
POINTは彩色後や移送中に折れたわけではないということ。
ちゃんと釉薬がかかっています。
本焼成の窯から出てきた時点で発見されたんでしょうね。
「おいおい、ここおかしくねぇ?」
「ありゃぁやべ」
などといいつつ、あまりの惜しさにsecondとして世に出すことが決まります。
撮影しませんでしたがバックスタンプにスクラッチの入ったセカンド品です。
格安。

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