ミントン シークレットガーデン

MINTON Secret Garden
ミントンのシークレットガーデンは洋食器の創美では昨年初登場。
衝撃の半額デビューで即完売でした。
洋食器の創美ではなんだか一瞬にして通り過ぎたセール品みたいな印象に
なっていますがほのぼの元気が出そうなパターンはとてもいいと思います。
なんといってもその命名がかなりのお気に入り。
「秘密の花園」って(笑)。
ミントン シークレットガーデン_1  洋食器の創美 やっぱりいいです。
 これから春に向けておすすめです。
 
 英国のガーデニングは自然主義が主流です。
 種をバラバラっと適当に蒔いて成長に応じてほん
 の少しだけ手を加えるとか。
 年末にこのブログで少し触れましたが「庭いじり」
 に目覚めてきて春が待ち遠しい今日この頃。
いきますよ!!
半額第二弾。完売必至。
ご興味おありでしたらこちらです。
もちろん全国実店舗もOKです。
府中店津田沼店はとくによろしくお願い申し上げます(笑)。

Limited Masterpieces 2005 Meissen

2005年のマイセン限定品のテーマは「マイスターによる限定品」。
独語で’Limitierte Meisterwerke’。
数々の名品が発表されました。
そのうち洋食器の創美が扱ったのは29種類のべ100点弱にのぼります。
もちろんもうほとんど残っていません。
この年はカップ&ソーサーなどのサービスシェイプ系は少なかったんですが
その中で印象に残っているコーヒーカップ&ソーサーが
これです。
マイセン 2005年限定212384/55836 212384/55836 ltd100
 Cup&saucer,octagonal,Branches of
 fruits and flowers eary style,colored,
 cartouche with flower mosaic,cobalt
 blue
 という長~いスペックになっています。 
 これが洋食器の創美に来ると
 「2005年限定フルーツ八角C/S」という
 じつにさっぱりした名前になります(笑)。
地色の白で格子状にみせる藍色の文様はなんと下絵付け。
そしてカルトゥーシュの金彩窓飾りのなかに写実のフルーツ。
見事というほかありません。
マイセンでは三十年以上の経験を前提にその技術を上長に認められて初めて
「マイスター」と呼ばれます。
まさしくマイスターの技が冴え渡る逸品です。

ザビーネ・ワックス その2

マイセンのザビーネ・ワックス女史について
「波の戯れ」シェイプの開発リーダーだったこと。
自然観察からの感性豊かなペインターとしての才能にも秀でていること。
など昨日ご紹介しました。
デザイナーの自由度が高いウニカートや限定品の制作にも精力的です。
芸術家としての感性があらわになるわけです。
こんなふうに。
マイセン S.ワックス ウニカート_01  洋食器の創美  マイセン S.ワックス ウニカート_02  洋食器の創美 
マイセン ハチドリ6pcs  洋食器の創美 マイセン S.ワックス 2000年限定  洋食器の創美 
上段はいわゆるウニカート(本人による一点もの)。
右下は2000年限定DecNo70689(限定50セット)。
あふれ出るインスピレーションとそれを表現する技術。
造形と絵付け両部門にわたる才能をもつS.ワックスだからこそなせる
特徴的な作品群です。
昨日ご紹介したある意味素朴な「森の声」との対比が面白いと思います。

ザビーネ・ワックス

Sabine Wachs (b1960)
現代マイセン発展の原動力となったH.ヴェルナー、P.シュトラングら五人組
の後継者を代表する芸術家の一人がS.ワックス女史。
裏管理人のひとつ下です。
造形も絵付けもこなす女性らしい感性豊かなデザイナーです。
ネットショップでも人気のマイセンのエントリーモデルともいえる
「波の戯れホワイト」の形を考案したのは彼女です。
1995年に何十年ぶりかで発表されたマイセンの新しいサービスシェイプでした。
マイセン 波の戯れホワイト  洋食器の創美 21世紀に向けてマイセンが三年の月日をかけ
 て開発した渾身の新サービスシェイプ。
 Wellenspiel(波の戯れ)。
 このプロジェクトリーダーがS.ワックスでした。
 縁の切り込みのような造形が「波」を表現してい
 ます。
 さざ波のようなレリーフがあるものとないものが
 あります。
ちなみにレリーフ(地模様)をデザインしたのはヨルク・ダニエルシェクです。
カップの口径が真円ではなくてちょっとオフセットしているのも特徴的。
そり具合も絶妙。
以前ご紹介したティーポットがまた超おすすめです。
サービスシェイプを開発しつつ、絵付けにも参画。
マイセン 森の声  洋食器の創美 農家に居を構え自然を愛する彼女らしい
 「森の声」は特に日本で大人気です。
 DecoNo614501。
 
 じゃっかんくすませた葉の色合いが特徴。
 プレート類は6種類ずつのモチーフが用意
 されています。
陶板バージョンもすてきでしょう。 マイセン プラーク(陶板)  森の声  洋食器の創美
感性豊かなS.ワックスを一気にご紹介するつもりでしたがひとまずこのへんで。
明日続編。

朦朧体

先日の休日に同居人と「没後50年 横山大観展」に行ってきました。
次男坊の今シーズン三回目の受験日にもかかわらず(笑)。
横山大観展 国立新美術館初入館。
 乃木坂駅直結でびっくりしました。
 連休明けでけっこうな人出でゆっくり鑑賞する
 雰囲気ではなかったのが残念ですが想像以上
 に迫力ありました。
 とにかく大きいんですね。
 みなあんなふうなんでしょうか。
 美術鑑賞初体験でよくわかりません。
 
 個人的には色絵?より水墨画調の作品に惹か
 れました。
線描を控えた大観独特のぼかし技法を「朦朧体」というそうです。
なかには紙の色の透け具合を巧みに使った表現もみられます。
最初はまったく日本の画壇に認められなくて海外に渡り、評価されて戻ってきた
とのこと。
天才葛飾北斎が海外で最高に有名なことといい、ちょっと寂しいですね。
でですね、ハインツ・ヴェルナーです。
水墨画調のブルーオーキッドも相通ずるものがあります。
「朦朧体」。
Hヴェルナー直筆絵画_01  洋食器の創美 Hヴェルナー直筆絵画_02  洋食器の創美
こちらはマイセン引退後のH.ヴェルナーの直筆絵画です(洋食器の創美大得意♪)。
もちろん画風もタッチも異なりますが洋食器屋のせま~い感覚としては共通性を感じ
ました。
色のついた紙?の地色を活かした画もたくさんあります。
親日家であり日本の芸術に造詣深いH.ヴェルナー若かりし頃、すでに名を馳せていた
大観の画を見たことはじゅうぶんに考えられると思います。
「大観知ってる?」
誰か聞いてみてください。

ウェッジウッド プシュケその2

今日は予告通り、プシュケ本格撮影画像アップです。
バレンタインデーに「愛の物語」再登場。
 今週末入荷します。
 ウェッジウッド プシュケ_1  洋食器の創美 ウェッジウッド プシュケ_2  洋食器の創美
 プシュケは今のところピオニータイプが人気です。
 リータイプはちょっとターコイズジュエルと似ているところもありますね。
プシュケのご説明は先日の記事をご覧ください。

白雪姫

HEREND Snow White 
C-15700
ずいぶん前にマイセンクリスタルのSnow Whiteをご紹介したことがあります。
昨日ヘレンドの小さなクツをご案内しましたが根が単純なのでヘレンドの白雪姫
の人形を思い出しました。
そう。
「小人の靴」って連想したわけです。裏管理人の頭んなかが。
画像を探したら1カットだけありました。
ど~んといっちゃいましょう。
ヘレンド 白雪姫  洋食器の創美
ディズニー映画のイメージがあって「白馬の王子様」が現れる場面が印象的
ですよね。
こちらもメルヘンチックな雰囲気で癒されます。
実際は何回も殺されかけたり、掃除・洗濯など家事を全部することを条件に7人
の小人にかくまわれていたとか、かなり悲惨な物語です。
夢がなくなっちゃいますね。申し訳ありません。
艱難辛苦を乗り越えてめでたしめでたし、ということで。

ヘレンドの靴

ここ2-3年、靴はカジュアルもビジネス用もABC MARTで購入しています。
仕事用は店頭で履いてみてサイズぴったりを選びます。
気に入ったらネット通販で同型同サイズで色違いを追加したりします。
ネットショップ担当者が言うのも変ですが「靴」はどうしても一度履いてみな
いと。相性が悪いと店頭で一日中歩き回ったりするとえらい目に合います。
「なにを靴、靴とほざいておるか!」
勘のいいかたは何が出てくるかもうおわかりですね。
そう。これです。
ヘレンド クツ 7570  洋食器の創美 ヘレンドの「クツ」。 シェイプNo7570。
 なにゆえクツを作ったのかわかりません。
 代理店さんのカタログにも「クツ」って書いて
 あってなんだかにやけてしまいます。
 「スティックシュガーとか立てておくのにいい
 ですよ。」などとおすすめています。
 テーブルにクツっていうのもどうかと思いま
 がユニークですよね。
「お客様。こちらは10cmのワンサイズとなっております。」

梅田店

洋食器の創美梅田店は新梅田シティーにあります。
店舗紹介サイトに「陸の孤島」というフレーズも入れましたが、
引出物のお下見、ご成約がすごいことになっています。
今日で応援入店終了ですが店長としての最終担当店でしたので愛着がありますね。
梅田スカイビル お約束の地上173m「空中展望台」のあるスカイビル。
 出張してくると新幹線から見えます。
 「あの下にあんねんなぁ。」と営業モードスイッチON
 の瞬間です。
 梅田店の店長ブログにもロマンチックな夜景が紹介
 れていました。
 眼の前なのに意外と店メンバーは上がったことがなか
 ったりします。
こんな近代建築がそびえたつかと思えば。
中自然の森_1  中自然の森_2
人工とはいえ、北区のどまんなかに夏には蛍が舞うこんなせせらぎもあります。
「中自然の森」。
で。梅田店名品展にはこんなにすばらしいモーゼルの作品もあります。
モーゼル エギー_1  洋食器の創美 モーゼル エギー_2  洋食器の創美 モーゼル エギー_3  洋食器の創美
Moser 150th ANNIVERSARY COLLECTION
EGGY VASE #3071 ltd100
まさしくエッグのエギー。
2007年の150周年での復刻のために5年以上の歳月を費やした名品です。
当時の詳しい製法は残っていないため研究しなおしたんですね。
いろいろ楽しめる洋食器の創美梅田店です。

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梅田店の「ヨーロッパ名陶名品展」

2月17日(日)まで洋食器の創美梅田店で「ヨーロッパ名陶名品展」開催中です。
三連休の応援入店です。
  マイセンのすごい陶板が入っています。
  42cm×72cmの大作。
  マイセン プラチナコバルト 陶板_1  洋食器の創美  マイセン プラチナコバルト 陶板_2  洋食器の創美
  No681701/9m901
  現代マイセン5人組の長老格ルディ・シュトレによるデザインのプラチナコバルト
  の陶板バージョン。
  幾何学や天文学をこよなく愛したシュトレらしい作品です。
  シルバーと違って変色しないプラチナ彩はマイセンでもハイグレードな絵付け部
  門となっています。
  中心の境目は二枚の陶板をつなげてあるようにみえますが一枚ものです。
  絵付けのなせる技です。
下に寝かせてあるのはアラビアンナイトの「ボートトリップ」。
こちらも63cm×55cmの大型陶板です。
広い店内にこのような迫力ある名品から繊細極まりない逸品までヨーロッパ王侯
貴族文化の薫り高いスペシャルイベントですのでぜひお立ち寄りください。
いけいけどんどんよろしくお願いいたします。
洋食器の創美梅田店_01 昨日はこんなことに…。
こんなお天気の中まことにありがとうございました。