そっくりさん part2

マイセンのストローフラワーとロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドプレイン、
そしてヘキストのアマリエンブルグ
マイセンとロイヤルコペンハーゲンの「麦わら菊文様」そっくりさんのことはご紹介済みですが。
もひとつ居たのを忘れていました。
ヘキストのアマリエンブルグ(Amalienburg)DecoNo.6221。
元祖マイセンの「麦わら菊」が1750年発表。
パターンを譲り受けたロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドプレインが1775年。
ヘキストのアマリエンブルグはいつなのか調べてみましたが不明です。
マイセン 麦わら菊  洋食器の創美ロイヤルコペンハーゲン ブルーフルーテッドプレイン_1  洋食器の創美ヘキスト アマリエンブルグ  洋食器の創美
左からマイセン、ロイヤルコペンハーゲン、ヘキスト。みんな名窯です。
そして
「ロイヤルコペンハーゲンvsヘキスト」どっちが先か?(もしかしてどっちでもいい?)
ヘキストは開窯1746年。マイセンが「麦わら菊」を発表する4年前です。
前述のようにブルーフルーテッドプレインは1775年。
ヘキストはマイセンの腕っこき職人が作った窯であることはご説明しました
開窯後もうわさをききつけて続々と職人が流れ込んだはずですのでヘキストのほうが
先だというのが裏管理人推測です。
「おう、今マイセンでいっとう人気のあるのがこれでぇ。手土産に持ってきてっからひとつ
おらっちでも作ってみようじゃねぇけぇ。」と相変わらず江戸っ子なのでした。
(注:1700年代後半もっとも人気があったのはブルーオニオンではなく麦わら菊でした)


この記事はすてきな洋食器をいろいろ集められて藍色の単彩下絵の食器にいきつ
かれたmaroka3様の今のお好みとコレクションをヒントに書きました。

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