Royal Crown Derby part2
since1748
昨日は華麗なロイヤルアントワネット。
今日は1775年発表のロイヤルクラウンダービーの代表作「Old Imari」のご紹介。
東インド会社経由の有田焼がもてはやされた1600年代。マイセンがアジア以外で初めて硬質磁器焼成に成功して中国趣味やジャポニズムが再び人気となります。
というか、最初は真似るしかありません。
そんななかの名品の一つ。
漆器を思わせる地色に鮮やかな朱赤と金彩。たしかに日本。東洋ひとまとめの乱暴さはありません。
「オールドイマリ」という名前ですが日本では「ジャパン」と呼ばれます。本家伊万里と混同されてはいけないからだそうです。
「ダービージャパン」や「トラディショナルイマリ」っていうちょっとややこしい仲間もいますから要注意。
芸術性の高いシリーズを少人数制で作り続ける英国の名窯です。