やっぱり!?

一昨日ウェッジウッドの値上がりをお知らせしました。
ネットショップに値上がりアイテムだけを集めたページも作っておきましたから
ご参考になさってください。
商品詳細情報に新価格(税込定価)も表示してあります。
で、「考えすぎ」がほんとになりました。
リチャードジノリも追随するようです。
詳しいことがわかりしだいまたこのブログでもお知らせいたしますね。
オフィシャルネットショップ会員様には例によってメルマガで速報いたします。
リチャードジノリ ベッキオホワイト_07  洋食器の創美 なにが上がるんでしょうね?
 どれくらい上がるんでしょうね?
 昔の価格に戻るだけなんですが気になります。
 仕入れも正比例して上がるのでみなさんと同じです。
 ←こちらはあくまでイメージです。
ベッキオホワイトなら今在庫豊富なんですが…。

ベッキオホワイトのカップ&ソーサー

リチャードジノリのベッキオホワイトの人気については何度かお話しました
ネットショップでもベッキオホワイトだけで60アイテム近いアップ数ですが、
肝心のティーカップとコーヒーカップをここ数ヶ月切らしていました。
今週ようやく入荷します。
年末のご一行様に乗り遅れていたんですね。
リチャードジノリ ベッキオホワイト ティーカップ&ソーサー  洋食器の創美 リチャードジノリ ベッキオホワイト コーヒーカップ&ソーサーL  洋食器の創美 リチャードジノリ ベッキオホワイト コーヒーカップ&ソーサーS  洋食器の創美
ティーカップ&ソーサーとコーヒーカップ&ソーサーLとコーヒーカップ&ソーサーS。
これでやっとそろい踏み。
コーヒーは圧倒的にLサイズが人気です。
ちなみにジノリは「コーヒーカップ&ソーサー」というとデミタスサイズを指します
(わかりやすくするために「S」としていますが)。
エスプレッソ発祥の国としてのこだわりだと思っています。
そんなこんなで2007年最終便と2008年初荷便でベッキオホワイトご一行様勢ぞろい
なさいました。

リチャードジノリのクリッパー

Richard Ginori CLIPPER
旗とロープの模様の食器クリッパー。
これまたイタリアらしいデザインセンスです。
リチャードジノリ クリッパー_01  洋食器の創美
 実用性重視のArmoniaシェイプ。
 おしゃれでモダンなフォルムです。
 ボンジョルノ同様、
 明るい朝のイメージがあります。
快速の大型帆船のことをクリッパーと呼んだそうです。
それで航海で使われる信号旗がモチーフになってるんですね。
リチャードジノリ クリッパー_03  洋食器の創美
 もしかしたら船乗りにはわかるメッセージになっているのか
 も と思って調べてみましたが実際にはない旗もデザインさ
 れていて残念ながら判明解読不能です。
 
 でもアルファベットをあらわす26種類、数字をあらわす10
 種類、代表旗3種類、回答旗1種類の信号旗があることを
 知りました。
「Z旗」といえば東郷平八郎。
「皇国ノ興廃コノ一戦ニ在リ。各員一層奮励努力セヨ。」戦艦三笠、連合艦隊、
バルチック艦隊、敵前大回頭・・・。
小さいころに三船敏郎が東郷司令官だった映画に連れて行ってもらって子供心
にすごい興奮したのを覚えています。
アルファベットの最後の「Z旗」に決戦の意味を込めたっていうことも寄り道した
おかげで今知りました。
明るく軽快なリチャードジノリのクリッパーのご紹介が1905年の日本海海戦の話に・・・。
われながらあきれるしかありません。
リチャードジノリ クリッパー_02  洋食器の創美
 
 狭いリムで使いやすいプレートは朝食やランチタイムで
 大活躍します。
 
 センスのいいふだん使いにおすすめです。

オリエントエキスプレス

VSOE
鉄道ブーム。
裏管理人もNゲージのレイアウト本を見るレベルですが郷愁を感じます。
小さいころは今とちがって電車乗って出かけること自体が楽しみでしたから。
で。ヨーロッパ鉄道史上もっとも豪華な列車(動く豪華ホテル)のオリエントエキスプレス。
いろいろな会社が運営するオリエントエキスプレスがありますが、
イタリアはベニス~イギリスはロンドンを結ぶ
「国際寝台超豪華伝統的きめ細かなサービス重視ただしドレスコードまであり列車」の
「ベニス・シンプロン・オリエント急行」が人気です。
そこで使われる食器がリチャードジノリのオリエントエキスプレス。
食堂車?のイメージではありません。格式ある高級一流レストランクラスです。
カレーとビールとか無理。
ディナーメニュー例はというと。
・カニ肉とほうれん草のラザニア/カニクリームソース
・牛と牛尾肉のマデラ酒煮込み/黒トリュフソース
・季節の温野菜ブイヨンソース煮/ジャガイモのフォンダント
・フランス産チーズ盛り合わせ
・洋ナシの赤ワイン煮、チョコレートケーキ、ワインゼリー添え
・プティフール、コロンビアコーヒー
こんなようなお料理ががうやうやしくサービスされるわけです。
これで。
リチャードジノリ オリエントエキスプレス_01  洋食器の創美
さっきのメニューのどれかひとつでいいからこれで楽しみたいものです。
食器はなんとかなりそうですが・・・。
リチャードジノリ オリエントエキスプレス_02  洋食器の創美
V・S・O・Eのモノグラムはベニス・シンプロン・オリエント・エキスプレスの頭文字なんですね。

ボンジョ~ルノ!

“Buon giorno!!”
あいさつは明るく元気よく。
とくに「おはよう!」は一日の始まりです。
裏管理人一家も「おはよう」は絶対の掟。
ただし起きがけなので「おばよぅ・・・」とか「おはぁ」とかでも許されることになっています。
ボンジョルノ!! イタリアらしい響きです。朝から太陽サンサンっていうイメージ。
リチャードジノリ ボンジョルノプルーン_01  洋食器の創美 ボンジョルノプルーン。Muratと呼ばれるシェイプです。
「もともと業務用で開発されたシェイプなので分厚くて丈夫」と教わった記憶があります。
頑丈なのに洗練された雰囲気をもっているのはイタリアならでは。
チェリーも可憐で控えめないでたち。リチードジノリ ボンジョルノチェリー  洋食器の創美
おわかりのようにイタリアンフルーツの絵柄からピックアップされています。
「こんにちは」より「おはよう」のイメージなんですね。裏管理人の場合。
「いつまでも明るい朝を迎える二人でいてください」みたいな気持ちをこめて
このコンビをよく贈り物に選びます。
言うわりに予算低いのですかさずマグカップのコンビにしたり。リチャードジノリ ボンジョルノ マグコンビ  洋食器の創美
最近はこんなのも登場しています。
リチャードジノリ ボンジョルノフラワー_01  洋食器の創美 ボンジョルノフラワー。
元気の出るリチャードジノリのボンジョルノはけっこうお気に入りです。
イコールおすすめです。

イタリアンフルーツ

Richard Ginori リチャードジノリ イタリアンフルーツ
いやぁ~暑い!。すごいです。猛暑です。
そこで涼しげなクリスタル製品でもご紹介しようかとも思いましたが、
どうせなら燦燦と光り輝く日差しを感じるイタリアンフルーツにご登場願うことにしました。
リチャードジノリ イタリアンフルーツ ティーカップ&ソーサー  洋食器の創美
でもまとわりつくような蒸し暑さのイメージじゃないでしょう。
地中海のさわやかな風と光を感じさせるパターンです。
それにしても250年近い昔のデザインにはみえません。
イタリア!!っていうイメージがピッタリ。モダンです。洗練です。
フィレンツェです。
同じフルーツでもザクロがタマネギになったのとは大違い。
1900年直前にミラノのリチャード社と合併する前のドッチア窯時代の名品です。
リチャードジノリ イタリアンフルーツ img_02  洋食器の創美
プルーンをメインにグーズベリーや小花を散らした愛らしいデザイン。
空間と色彩が絶妙。
以前にもお話しましたがこういう総柄タイプこそそろえたときに良さが引き立つから不思議です。絶対にうるさい感じになりません。
リチャードジノリ イタリアンフルーツ img_03  洋食器の創美
ね。
そういえばまたまた中野店時代の実話。
23ピースだったかどうかセットの内容の記憶はあいまいですが。
「セットでそろえるから探してくれ」って男性のお客様。
T店長と裏管理人はホクホク顔。
が。次の瞬間えらい条件が飛び出しました。
「全部洋ナシ付きで頼むよ。」って。
そうです。添えられるフルーツや小花は組み合わせが多種多様です。
こちらのお客様のご要望は全ピース(フタも!)に必ず洋ナシが描かれている(ちなみに転写してからの手描きです)こと。
リチャードジノリ イタリアンフルーツ スープ皿23cm  洋食器の創美
このスープ皿の3時の位置の。拡大してみてください。
裏管理人は腰ひけましたがさすがにいまや営業トップの当時のT店長。
「洋ナシつきですね。かしこまりました。」って。
なんとかそろいましたがポットのふたで苦労したような。中野店イタフルだらけになりました。
金彩が縁ではないところに施されていたり。
リチャードジノリ イタリアンフルーツ ティーカップ&ソーサー_01  洋食器の創美
ちなみに金が曇ったらプラスティック消しゴムがおすすめです。
リチャードジノリ イタリアンフルーツ ティーポット  洋食器の創美
ポットの形がしゃれていたり。
魅力はつきません。