カテゴリー: ヘレンド

HDC神戸店の名品展は大好評で幕を閉じました。
立て続けにHERENDをご紹介しましたが今日もハイグレードはアイテムをどうぞ。
2009年限定25セット　FLFOコーヒーフォーツー　おそらく日本初上陸。

ヘレンドに詳しいかたならどこかで見たシェイプにお気づき?

泣く子も黙るBALATONFUREDコーヒーフォーツー

至高の名品バラトンフェルドと同じフォルムなんですね。

あのですね。

こんなにすごいのがそろい踏みしてるところは世界中でもまずありえません。
あえて無造作に並べてみました。
しかもこのFLFOには信じられない秘密が…。
今回ご案内したHERENDは次会場でもご覧いただけます。
■26日から30日の五日間：洋食器の創美銀座店へ!!
投票でお出かけのままぜひ!

わがままアポニー侯爵のおかげで今やヘレンドを代表するパターンとなったアポニー
シリーズ。
11種類のカラーバリエーションがリリースされていますね。
洋食器の創美名品展会場にはこんなティーフォーツーもあります。

APER-OR　2009年250セット限定品

強めのオレンジと金彩バージョン。
シェイプはSPECIAL。つまみには可愛いうさぎ。

しかもシリアルNoヒトケタのいいナンバーですよ～。
「朱金アポニー」とか呼んだらダメ?

最初のMy favoriteアイテムとしてご紹介したヘレンドのトゥッピーニの角笛。
シェイプは’1’で始まるロカイユ調のものが選ばれますが…。
こんなのが名品展会場に入荷していました。

モカカップですが奮戦記読者のみなさまならおわかりですね?
そう。
これはシノワズリシリーズの3371-0-21フォルム。

マンダリンのハンドルです。
アンティークではありませんよ。
とっても珍しいアイテム。
意外に違和感ありませんね。

引き続きHDC神戸店名品展会場より実況生中継。
大盛況まことにありがとうございます。
こんなすばらしい陶板も!
ケータイのピンボケで申し訳ありませんがズームイン。

タイトル「森の旋律」。

この精緻な仕事ぶり。

38cm×29cm。
他にもさらにハイグレード作品が入荷していますが、このデザインが好きです。
森林浴をしているような癒し系。
全体像はぜひ会場で!!

女性なら誰もがその美しさに魅入られるフォーシーズン:Quatre saisons。
そのポット・シュガー・クリーマーも撮影しました。
トゥッピーニの角笛に引き続きじゃじゃ～ん。

こちらはカバードシュガーバージョン。
もうお花咲き乱れています。
金彩もゴージャス仕様。
こちらも説明不要かと。

ティーカップ&ソーサーとデザートプレート各6客にティーポット・シュガー・クリーマー
でティーセット。
My favorite itemご紹介第一号だったトゥッピーニの角笛:Tupini,corne d’abondance。
そのポット・シュガー・クリーマーを先日撮影しました。
じゃ～～ん。

オープンシュガーバージョン。
すばらしい!!
うらかんのくどくど説明不要。
>>詳細な画像はこちらでどうぞ。
プライスも興味おありでしょ?

HEREND　QS:Quatre Saisons
四季。
とありますがイメージと主題は「春」でしょう。
「好みじゃないわ」とおっしゃる女性がほとんどないヘレンドのフォーシーズン。
価格が可愛くない(笑)のが玉に瑕。
生きるものみんなが待ち焦がれる明るい空と生き生きとした花々の季節。

全面に描き込まれる優しい野花。
ブーケ状にするでもなく人工的な装飾を施すでもなく、ただただ春を謳歌する花々と青い空。
施釉の工夫により空の部分はつや消し状にして優しい陽射しを表現しています。
こちらはフォーシーズンのなかでもめずらしいコーヒーフォーツー。

1920年代に制作されたフォーシーズン。
高度な手描き技術なくしては表現できない作品です。
愛らしく、上品な稀有なデザイン。
おすすめです。
>>洋食器の創美ネットショップのフォーシーズンはこちら

何回かご紹介しましたがヘレンドにももちろん現地のパターン名があります。
そのパターン名の頭文字というか略号が品番に付けられる親切なやりかた。
日本代理店さまが和名を考えるんでしょうか。
けっこう気がきいた命名が多くて好きです。
たとえば「真珠の首飾り」はGPN。
これは、’Guirland aux perles a la nyon’の略。
「スイスのニヨン窯から伝承した真珠がぐるっとつながったパターン(笑)。」
洋食器の創美は並行輸入ですから日本代理店さま非扱い品も入荷します。
それで困るときがあるんですね。
勝手に命名しちゃていいものかどうか。
だいたいは略号のままになっちゃいます。
GEPSとかHMVとか･･･。
うらかん的にはな～んかロマンがないというかつまんないし物足りない。
それで済ませるセンスがイヤ。
ネットショップでは勝手に調べて訳して命名しちゃってます。
6種類のバリエーションのHMV。

‘Hommage a Vienna’の略ってわかったので「ウィーン礼賛」にしました。
オマージュっていっても「ウィーンへの賛辞」ってちょっとねでしょ。
ちなみに日本初上陸地点が渋谷109だったHMVは His Master’s Voice の略(笑)。

HEREND　　Special Paint
定義はよくわかりませんが約600人のペインターのなかでたった20名前後のマスター
ペインターが特別に描きこむ作品をヘレンドではスペシャルペイントと呼んでいます。
マイセンでいうアトリエ作品のような位置づけでしょうか。
定番的な制作は一切しません。イコールひじょうに寡作。
選ばれしマイスター中のマイスターがその名にかけてもてる技術をフルに駆使するわ
けですからすごい作品が生まれます。
ましてやペインターの技量が100%反映される陶板(プラーク)においては見事という他
ありません。ヘレンドでは陶板をタイルタブローといいます。
たとえばこちらの二点。ぜひ拡大画像でご覧ください。
　
SP562/8139　　　　　　　　　　　　　　　SP563/8139
写実の極致。こちらの二点はなんと世界限定たった5点の限定作品でした。
「絵」であることは確かですが焼成して色が変わる磁器絵付けですよっ!
しかもアンティークではありません。
おそるべし。HEREND。

ヘレンドのティーフォーツーについては何度かご案内させていただきましたが
今回は微妙にハイグレードなパターンの二人用セットをご紹介しましょう。
HEREND　SFFB：La saison des fleurs,fond bleu
　フンボルトで有名なフォルムのフラワー
　ブーケバージョン。
　白地のSFBOもありますがこちらのコバ
　ルト地のほうの存在感は圧倒的です。
　花絵付けのペインターもたいへんですが
　金彩が凝っていて金彩担当ペインターは
　超絶技術と集中力を試されます。
　格子模様のまんなかに★も描くんですよ。
HEREND　CFR：Composition de fruits
　ヘレンドのフルーツパターンを代表する
　CFRのティーフォーツー。
　12種類の基本モチーフがありますから
　さまざまなみずみずしい果実を楽しめる
　贅沢なティーセットです。
　ロカイユフォルムがなんとも優雅。
　
　「じい。今朝はリンゴを･･･」などと。