HUTSCHENREUTHER Figurine Collection
フッチェンロイター開窯1814年。
その約100年後の1917年に芸術部門設立。
その芸術部門が抜群の表現力で写実と躍動感を重視したフィギュリンを続々と
生み出します。
人物・鳥・動物、バリエーションは多岐にわたりますが特に動きのある動物のフィ
ギュリンが秀逸です。
疾走する馬や獲物を狙う豹など。
そしてドイツといえば犬。
Windhundgruppe
グレイハウンドの群れ(h24cm/w50cm)
時間よ~止まれ~♪
としかいえないこの一瞬をとらえた躍動感。
なんとまんなかのグレイハインドは宙に浮
いています。
Jagdhunde Setter / Pointer
猟犬(h22cm/w47cm)
ポインターとセッターですね。
これはもう獲物を見つけたに違
いありません。
ジワジワにじり寄りつつ…。
ダッシュ直前。
ただの置物というのではなく、
クラフトマンシップのこだわりと技術が結集した逸品がラインアップされている
のがフッチェンロイターアート部門なのです。
フッチェンロイター マリアテレジアホワイト
HUTSCHENREUTHER Maria Theresia form02013
昨日リチャードジノリの代表的シェイプ「アンティコドッチア」のアンティコチェリーを
ご紹介しました。
だいたいどこの窯にもシェイプのグループに名前や品番があります。
何度か登場させたサマードリームシリーズ。
左は廃番になったグリーン、右が現役のサマードリームブルーでしたね。
フッチェンロイターでもっともトラディショナルなシェイプです。
で、フッチェンロイターではこのシェイプのグループをマリア・テレジアと呼んでいます。
なにゆえハプスブルグ家の女帝の名前にしたのかはわかりません。
その白磁バージョンがこちら。
マリアテリジア・ホワイトとなります。
上品でポーセリンアートを楽しまれるかたにも
人気です。
最近入荷するようになりました。
いい感じでしょ。
モダンなフォルムの白磁も斬新ですてきですが、こういう伝統的な正統派の白磁は
意外と少ないです。
おすすめです。
フッチェンロイター バロネスホワイト
白磁の隠れた人気品があります。
その名はフッチェンロイターのバロネスホワイト。
これです。
絵付けがご趣味のホビーペインター様方のご支持も大きいです。
カップの底がまたしゃれてます。
ね。糸切りがないんですよ。めずらしい。安定感抜群。
みなさんお気づきでしょうが人気のエステールのホワイトバージョンです。
涼しげです。
あったかいお部屋でティータイム。
凝ったレリーフがホビーペインターさんたちの
創作意欲をかきたてるのでしょうね。
すてきなデザインです。
20年前の洋食器のSohbi創業のころ、この形はティルシェンロイトっていう窯でした。
グロリエッテというすごくお気に入りのシリーズがあったんですが、いつのまにか
フッチェンロイターに吸収されちゃったんでしょう。
トークが少なくていつも嬉々として裏返してご説明していました。
白磁としても秀逸だと思います。
さらば!!サマードリームのグリーンとサン。
フッチェンロイター since1814 (ドイツ)
長~い綴りです→HUTSCHENREUTHER 書くと必ずどっか抜けたりします。
フィギアでも有名な窯です。
どうです。このほれぼれする躍動感!
サマードリームというシリーズがあります。緑のグリーンと黄色のサンの二色。
洋食器の創美では超人気品でしたのに製造中止・・・。
なぜだか理由は不明ですが残念です。
ラストスパートで洋食器の創美ネットショップで8-9月連続ランキング入りです(カップ&ソーサー部門)。
とくに「サン」は元気の出る色調が新鮮でした。
コンビで使うとよりおしゃれ。お手ごろ価格でおすすめでした。
まだ少し在庫がありますがもう入荷はありません。
気持ちを入れ替えて新人登場!!
「これからはサマードリームブルー君をよろしくお願い申し上げます。」