ウェッジウッドジャパン様のふる~いカタログからご案内してまいりました本シリーズ
もいよいよ最終回を迎えました。
うらかん偏見favoriteでトリを飾ることにしました。
WEDGWOOD Dolphins White
好きだったんです。ドルフィンホワイト。
当時めずらしい渋めのモノトーン調が大人っぽくて。
ドルフィンホワイトはリーとキャンに止めを刺します。
こんな幻のレアアイテムもありました。
ドルフィンプラチナ。カッコイイ!
いかがでした?
90年代の洋食器ブームにスポットライトを浴びていたWEDGWOODの数々。
日本市場を意識して開発したわけではないヨーロッパ本来の姿もとてもいいでしょう。
年寄りのミニ懐古趣味でしょうかねぇ~?
【ウェッジウッドなつかしシリーズ記事一覧】
●その1 ANGELA
●その2 ASTBURY BLACK
●その3 COUTRYWARE
●その4 COLUMBIA BLUE&GOLD
●その5 BABYLON
●その6 TONQUIN BLACK & TONQUIN RUBY
●その7 BIANCA
●その8 COLUMBIA ENAMELLED
●その9 RUNNYMADE DARK BLUE
●その10 KINGSBRIDGE
●その11 PETER RABBIT
●その12 ULANDER POWDER BLUE
●その14 WAVERLEY
●その15 COLUMBIA POWDER RUBY
●その16 DOLPHINS WHITE
ウェッジウッドなつかしシリーズ その15
奮戦記最長編となった本シリーズも残すところ本編を含めてあと二記事です。
ユーランダーパウダー各色、コロンビアパウダー各色といえば一時期ウェッジウッドファン
の憧れのパターンでした。
鮮やかなルビーのパウダー彩色ボーダーに豪華なレイズゴールドの紋章が装飾された
コロンビアパウダールビーの登場です。
WEDGWOOD Columbia Powder Ruby
今でもリータイプのカップ&ソーサーやプレート18cmは定番です。
でもここにあるようなアイテムは廃番になっています。
何度か奮戦記でご紹介した昔の洋食器の創美大得意三段重ねセッティング提案がこれ!
27cmプレートの上に当時ランチョンプレートと呼ばれていた23cmプレートをセット。
その上に20cmプレートや写真の20cmスーププレートをセッティングするわけです。
18cmプレートはディナーには登場しないティータイム用だったんですよ。
ですからウェッジウッドでケーキプレートといえば18cmがお約束。
写っている小さいプレートは15cmのパン皿ですね。
そしてぶんぶくちゃがまのようなスープチューリン。
こうなったらクリストフルのカトラリーとバカラをさらにご紹介。
コロンビアパウダークラスでそんなご案内ができることはまずありませんでしたが15年
くらい前まではそんな揃え方をしていただいていました。
プレート23cmあたりを復活させてくれればけっこう人気がでそうな予感。
27cmじゃ大きすぎるけど23cmならって思っているかたが多いのでは?
WEDGWOOD様、いかがでしょう?
ウェッジウッドなつかしシリーズ その14
ウェッジウッドなつかしシリーズ その12
WEDGWOODのふる~いカタログからお届けしている「ウェッジウッドなつかしシリーズ」。
第12回目は現役退役の判断が微妙な名シリーズです。
WEDGWOOD Ulander powder blue
ホワイトハウスの発注で制作されたことで有名です。
このシリーズのことは以前にご説明しましたからこちらでどうぞ。
このコーヒーポットとグローブタイプのシュガー・クリーマーにボンドカップ&ソーサーは確実
に廃番かと。
確かキャン(大きいコーヒーカップ)はラインアップされていなかったと思います。
このハイグレードシリーズは紅茶か食後の濃いコーヒーにしか使って欲しくないという英国
気質の表れに違いないと思います。
気品のあるWEDGWOODです。
ウェッジウッドなつかしシリーズ その11
第11弾はピーターラビット。
あまりに有名なBeatrix Potterの”The Tale of Peter Rabbit”からのシリーズ。
専用シェイプですからある意味贅沢だったわけです。
ライセンスが切れて廃番になりましたがNew Lookとかいうパターンもありました。
made in CHINAのピーターラビットは継続生産されていたりその辺のことはどうなって
いるのかちょっと不明です。
WEDGWOOD Perer Rabbit
↑ざっとこんなにいろいろあったんですよ。
出産祝いに、躾も兼ねてお子様用にと、大人気でした。
贈り物には3pcsセットや2pcsセットがお約束でしたが、ご自宅用に23pcsティーセットや
43pcsディナーセットをお揃えになる奥様もけっこういらっしゃいました。
当時そういう販売というかご案内していた洋食器のお店ってSohbiくらいだったんじゃない
でしょうか。
だって海外発注がらみでお納めするまでがえらいたいへんだったんです。
思い出深いシリーズです。