セーブル 焚き火窯

フランス国立セーブル磁器製陶所は国窯としての使命を果たすことに存在意義を
集約させた独特の磁器窯です。
>>今までのセーブルの記事はこちら
セーブル 焚き火窯ベース  洋食器の創美 セーブルといえば「王者の青」のファットブルーや
 深遠な奥行きを感じさせるクラウデッドブルーなど
 一般的にはコバルトカラーの美しさが代表的です。
 ←でもこちらの作品も正真正銘セーブル
 アンティークでもありません。
 通称「焚き火窯」。
 セーブルでもマイセンでも今は電気窯で焼成され
 ます。本作は昔ながらの白樺の木を燃料にして
 焼成される逸品の一つです。
 好き嫌い別次元とうほかありません。
セーブルにはレンガ作りのヴァンサンヌ窯時代の窯が現存しているそうです。
火を入れなければダメになってしまうエンジン同様、窯を保存するには何年かに一度
実際に使わなければならないとのこと。
温度調整も昔の技法で。
当然一点ものとなります。
「なんでも鑑定団」のようにここの色の出方が秀逸で…などとご説明はできませんが
味わい深い作品が多いです。
バックスタンプで制作年度も明快な正真正銘セーブルですから色柄形とプライスがご
納得できればコレクションの一つに加えましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です