いきなりですが。
1880年ごろの作品。
レイズゴールドの金彩装飾。
窓取りの中には繊細な天使絵。
優しいタッチの花綱のアレンジ。
イエロー系の彩色。
直径34cm強のサイズ。
うらかんの少ないメモリ容量と低速CPUをフル
稼動させると「おっ。KPMのアンティークだね」
と安易な結果がはじきだされます。
KPMらしい特徴が随所にみられるなどと…。
ところがどっこい大御所マイセン
の作品でした。
生半可な知識で判断すると痛い
目に合います。
19世紀末から20世紀前半のマイ
センとKPMでどっちが真似たなど
は関係ありません。
オフセットされた全体のデザイン
といい、すばらしい。
名品展藤沢会場に手伝いに行って出会ったマイセンとしては希少な作品でした。