ウェッジウッド製造中止品カタログその4 そしてロココ様式

前回まとめて6種類の廃番品をご紹介しましたが「ロココ」がなんで「ロココ」なのか
ちょっと気になりました。
別に気にしなきゃいいんですがほんと自分でもめんどくさい性分です。
でね、も少しきれいな画像のストックがないか探したらありました。
これです。
ウェッジウッド ロココ_2  洋食器の創美  ウェッジウッド ロココ_1  洋食器の創美
う~む。左の画像ではっきりしましたね。
金彩文様がロココしてます(笑)。
アンティークマイセン フィギュア_1  洋食器の創美 1700年代のフランスはルイ15世の時代の美術様式の
 一つがロココ様式。
 豪壮なバロック様式のあとの曲線を基調とした優美で
 繊細なスタイルを言います。
 18世紀半ばにマイセン人形の台座に貝殻をイメージし
 たデザインをF.E.マイヤーが発案しましたがそういう
 装飾をロカイユ(rocaille)装飾と呼びます。
 ロココの語源はそこからきているんですよ。
 左のアンティークマイセンの人形の台座もそうです。
あくまでもロココ様式の一つの特徴でしかないのですがこのグニョグニョっとした
文様の金彩でウェッジウッドは「ロココ」と名づけたんでしょうね。
まさかウェッジウッドをきっかけにロココ様式のご説明をすることになるとは…。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です