マイセン幻影

Meissen
Der Sammler ’Utz’  900300/73530
Sammler=収集家。
ウッツ男爵は当時のチェコスロバキア生まれのマイセン磁器の伝説的なコレクター
で実在した人物です。
死後のコレクションの行方を案じて死の直前に自らすべてを壊したといわれますが
2001年に遺族により一部のコレクションが発見され翌年のサザビーズに出品され
たのは洋食器の世界では有名な話です。
小説にも映画にもなった稀有な人物です。
映画は邦名「マイセン幻影」で日本でも公開されたそうですが残念ながら観ていま
せん。
撮影の際にマイセンは1000点以上の作品を貸し出したそうです。
マイセン ウッツ男爵  洋食器の創美 映画に出てくるウッツ男爵。
 コレクションのマイセンの磁器人形を手にとって愛しむ
 収集家としての至福の場面。
 その時間を現代マイセンの天才彫塑師ペーター・シュト
 ラングが止めてみせたのがこちらの作品です。
 映画化を記念して1992年に発表された高さ36cmの
 マイセン磁器人形。
 「マイセン磁器人形で遊ぶマイセン収集家のマイセン
 磁器人形」
 ということになります。
 映画でウッツ男爵を演じた役者によく似ているそうです。
 
定番化されていて発注可能なところがすごいですね。
洋食器の創美にも何度か入荷しました。
ちなみにウッツ男爵が楽しんでいる人形は「イタリア喜劇」(コメディア・デラルテ)
と呼ばれるカテゴリの有名なマイセン人形です。
人がずっと居ることのない玄関や廊下、踊り場なんかにいいと思いませんか。
怖い?

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