Aynsley発
ちょっとめずらしいアイテムがあります。
洋食器の世界で ‘Tea for 2’ はよくみますが ‘Tea for 1’ はあまり聞いたことありま
せんでしょ?
エインズレイに面白いアイテムがあります。
これです。
こうです→
カップにお一人分容量のティーポットが乗っかってるんですね。
アイデア商品のように思われがちですが贅沢な発想です。
ちなみにこちらのシリーズは「チェリーブロッサム」。
洋食器に「桜」のパターンはめずらしいです。
合格祝いの贈り物をお探しのかたによくおすすめしました。
次男坊が今春二回目の大学受験。
合格祝いというより合格祈願・・・。
ブルーイタリアンご一行様
2008年初荷第二弾。
年明け早々続々とご来日。
洋食器の創美ネットショップ超絶人気のスポードのブルーイタリアン1000名様
の団体様ご到着です。
いつものようにみなさま来日なさるなり速攻帰化なさい
ます(笑)ので受け入れご希望のかたはお早めに。
ティーカップ、プレート19cmと27cmにオートミール。
主力のかたがたがメインです。
ひっぱりだこのティーポット様も。
こちらの団体様は移転新設ピカピカ中国工場生まれですから中国から英国に
渡って本国での厳しい検査に合格されてからまたまた遠路はるばる日本まで
お越しになった第一陣でいらっしゃいます。
made in Chinaだからお安くできているわけではありませんのでご心配なく。
以前ご説明しましたがブルーイタリアンはみんなそうなったわけです。
本国の検品はより厳格ですからご安心くださいね。
このかたがたが今回の団体様の主力でいらっしゃいます。
みなさまこちらでお待ちです。
津田沼店の「マイセン・ヘレンド市」
「新春マイセン・ヘレンド市」津田沼店
今日から新春恒例「津田沼マイセン・ヘレンド市」開催です。
14日(月)までの6日間限り。
洋食器の創美最強最大の「ヨーロッパ名陶名品展」のローテーションの谷間に
目をつけた「ヨーロッパ名陶名品展」用のマイセンとヘレンド独占企画です。
初日なのでその応援で来ています。
マイセンはテーブルウェアはもちろん人形、陶板
すごいことになっています。
時節柄、マイセンやヘレンドの逸品が
なんと「公開福袋セット」になっていたりして裏管理人
もびっくりです。
一例をご紹介しようかと思いましたが過激すぎるので控えることにしました。
ヘレンドもシノワズリから限定品までまず他ではみられない名品が目白押し。
これだけの逸品が気軽にしかもお安くっていうのは洋食器の創美でもなか
なかあることではありません。
千葉県のみなさま。
ご招待状とか堅苦しいことはいいませんのでぜひお気軽にお立ち寄りください。
駐車場?何台でも大丈夫です。
洋食器の創美 津田沼店一同大歓迎でございます。
ベッキオホワイトのカップ&ソーサー
リチャードジノリのベッキオホワイトの人気については何度かお話しました。
ネットショップでもベッキオホワイトだけで60アイテム近いアップ数ですが、
肝心のティーカップとコーヒーカップをここ数ヶ月切らしていました。
今週ようやく入荷します。
年末のご一行様に乗り遅れていたんですね。
ティーカップ&ソーサーとコーヒーカップ&ソーサーLとコーヒーカップ&ソーサーS。
これでやっとそろい踏み。
コーヒーは圧倒的にLサイズが人気です。
ちなみにジノリは「コーヒーカップ&ソーサー」というとデミタスサイズを指します
(わかりやすくするために「S」としていますが)。
エスプレッソ発祥の国としてのこだわりだと思っています。
そんなこんなで2007年最終便と2008年初荷便でベッキオホワイトご一行様勢ぞろい
なさいました。
オールドノリタケ
Old Noritake
洋食器の創美(Sohbi)の「洋食器」はヨーロッパの工房の洋食器を指しますが、
一般的には洋食をいただくのに使う食器全般のことですね。
今日ご紹介するオールドノリタケはちょっとややこしい?
日本で制作されて初めて海外に輸出された洋食器の里帰り作品です。
元祖和製洋食器とでもいえばいいでしょうか。
日本は欧米からみて磁器に関しては本家でもあるわけですからよけい混乱します。
アンティーク部門として10年くらい前から洋食器の創美でもオールドノリタケを
扱っています。
その多彩なラインアップには驚きを禁じえません。
ニューヨークにNoritakeの母体、森村ブラザースが設立されたのが明治11年(1878年)。
第二次世界大戦勃発までのたった50~60年の間に日本人の感性の豊かさと技術の高さ
が炸裂します。
「ハンドルを付ける技術にもっとも苦労した」というのは有名な話です。
和食器ってハンドルありませんもんね。
「洋食器を作って輸出する」という発想自体がすばらしいではありませんか。
細かい作品紹介や歴史についてはまたいずれご案内いたします。
空襲による工場やデザイン帳などの焼失。出征による職人の離散。
この約半世紀に凝縮された文化的産業は一瞬にして消え去ってしまうわけです。
欧米にも数多くのコレクターがいて文化的価値も見直されています。
日本にも著名な研究者や収集家がいらっしゃって
逆輸入里帰り現象が起こるのも当然です。
いずれも盛り上げ技法の逸品。
どうです、日本人の感性が生きていますでしょう。
手作業の極致。
構図と色合いのバランスにご注目です。
床の間に・・・。
エッチングがみごとなティーセット。
(薬品で腐食させるこの技法は現在使われません)
「金」を渋く表現するためにたいへんな手間をかける
ところがまたすばらしい。
太閤さんが喜びそう(笑)。
オークションなどでも見かけるようになりました。
日本製の輸出品ですからバックスタンプの変遷も明確です。
洋食器の創美では「アンティーク展」中心に出品しています。
クリストフル
Christofle since1830
洋食器の創美が扱うカトラリー(スプーンやフォーク・ナイフなど)といえば創業以来
クリストフル一本といっても過言ではありません。
全盛期は月6000本以上ご用命いただいていました。お客様がすごい。
クリストフルを選んだ理由は
①シルバーウェアのトップブランド
②実用性
③アイテムの豊富さ
④安定した供給
⑤価格
に集約されます。
クリストフルが実用的なのはシルバープレート(わかりやすくいうとメッキです)の
技術がすばらしく(もちろんスターリングシルバー製品もラインアップしています)、
親子二代は楽に使える点。
銀メッキといっても40ミクロンの厚み(スプーンの丸みの部分やフォークの先はよく
擦れるので60ミクロン)ですから剥げることはありません。
左マルリー、右アリア。マキシムの注文で始まった伝統的シリーズとモダンデザ
インの代表です。
上からアリア、パール、マルリー、マルメゾン。
どれもカトラリーのデザインのスタンダードとな
っていますね。
使うとほんとにいい感じです。気分上々。
いつのまにか紛失してまた6本買い足しとかを
繰り返すくらいなら一生ものを使うほうが安上がり。
使いこなしたシルバーが本物です。
ピカピカポリッシュ状態は使っていない証拠。
クリストフルのことを語りだしたら止まらなくなります。
それぞれの使い方、無駄にならないそろえ方、一番簡単なお手入れの仕方…。
「贅沢かしら?」っておっしゃってもすでにお持ちのカップが本来シルバーカトラリー
を合わせるのがふつうなんですよ。
ご予約販売ですのでネットショップではアップしていません。
ご興味がおありでしたらぜひ洋食器の創美の実店舗でお尋ねくださいませ。
ウェッジウッドのBBプレート
BBプレート。
ご承知のようにBread&ButterPlateの略ですが、
ウェッジウッドのトラディショナルシェイプのBBプレートは用途いろいろです。
ブループラムのBBプレートです。
サイズは27×27cm前後。
けっこう地厚で丈夫です。
リムの傾斜が強め。
見込みの深みもそこそこあります。
スクエアなこともポイント。
本来はティータイムに使うアイテムですね。
こんな感じです。
ちょっと愛想のないセッティングですが
基本的には
このような「使い方」になります。
カップ&ソーサー6客ケーキ皿6枚の18
ピースセット+BBプレート。お約束です。
ポット・シュガー・クリーマーもご一緒で
24ピースティーセット。
この角度で見るとリムの傾斜や見込みの深さがおわかりでしょう?
ディナーというかお料理系にも大活躍できます。
サービス用のアイテムですが個人用として考えればランチプレートのようにも使え
ます。ハンバーグとサラダとか。
スープ多めのパスタもOK。
裏管理人のように不器用でも角があるので最後の最後までいただきやすい(笑)。
自宅ではまっぷたつに割れて瞬間接着剤でくっつけたワイルドストロベリーのBB
プレートが15年以上健在でソース焼きそばが出てきたりします(爆)。
そんなこんなで重宝しますのでおすすめアイテムです。
見栄えもいいので贈り物にもよくご提案しています。
藤沢店より新年のごあいさつ
あけましておめでとうございます。
と、洋食器の創美藤沢店からみなさまへのお年賀を託されました。
得意の季節に応じた演出写真が添付されていますのでご紹介いたしましょう。
ロイヤルコペンハーゲンのブルーパルメッテお正月バージョン。
ただセッティングしただけというなかれ。
藤沢店の場合、それぞれに供するお料理もシミュレーション済み。
店頭でこのようにコーディネイトされているはずですからお近くでしたら
お立ち寄りの上、
「この器はなにに使うの?」などと根掘り葉掘り質問してみてください。
そりゃもう立て板に水のようにご説明いたします。きっと。たぶん(笑)。
右下のポットと湯のみ。
容量大きいですが藤沢店の場合は「左利き」の雰囲気もなきにしもあらず。
直燗は無理でもパルメッテはチンできますし…。
メンバーに叱られそうですが。
以前も藤沢店こだわりコーディネイトをご案内いたしましたが日本の歳時記に合
わせたご提案は藤沢店ならではです。
本年もなにとぞどうぞよろしくお願い申し上げます。
平成20年1月 洋食器の創美藤沢名店ビル店一同
ロイヤルウースター
ROYAL WORCESTER since1751
英国の窯ではもっとも歴史のあるロイヤルウースター。
面白いとういか興味深いことはたいへん手間がかかる芸術的部門のシリーズが
現在もっとも有名ということです。
19世紀から20世紀前半にひじょうに凝った作品を制作していたことはあっても、
現状の商業ベースで採算が取れなかったり、職人がいなかったりで今はポピュ
ラー作品を中心に商品展開しているのがほとんどの窯の実情です。
特に英国窯はその傾向が強いです。
ところが。
ロイヤルウースターといえば?
思い浮かぶのはこちらのペインテッド
フルーツではないでしょうか?
芸術的なまでに昇華されたこのハンド
ペイントとふんだんに使われた22金。
カップの内側は全面に金加工が施さ
れています。
これだけの金装飾を使いながらも誰もが目を惹きつけられるのは金ではなく、
みずみずしい手描きのフルーツです。
絵画的なバックも含め代々受け継がれたその絵付け技術は現在わずか3名の
マイスターによってのみ実践されています。
全アイテムにペインターのサインが記されます。
熟練ペインターの精緻な絵付け、金彩は7回塗り、磨き作業に半日。
数々の技術革新を率先してきたロイヤルウースターが約240年前に発表した逸品を
制作し続けていることはすばらしい偉業ではないでしょうか。
好き嫌いすら超越しています。
イッタラ iittala
さすがに年末年始は脱線しないと一日一記事クリア不能でした。
さあ仕事はじめです。
元旦にご紹介したiittala(イッタラ)について少し調べた結果。
1881年創業でした。けっこう古いです。今年で127年目突入です。
それと裏管理人オヤジ世代ならどうしても寒いダジャレを言いたくなる「イッタラ」。
地名でした。
水と森に囲まれたフィンランドのイッタラ村で生まれたんですね。
酸化鉛を使わないカリガラス。
自然への優しさはモーゼルと同様です。
もともとガラス工房で始まったんでしょうか。
それにしたもこのアイノ・アアルト。
1936年発表です。
当時いかに画期的なデザインだったことでしょう?
今やスタンダードともいえます。
左のオリゴも特徴的ですね。
もともとローストランド(スウェーデン)が作っていたものが今はイッタラブランドに
なっています。
撮影に立ち会って思いついたのですがオリゴの20cmプレートにアイノアアルト
のプレートを乗っけるとすてきかと。
オリゴだけでたくさんコーディネイトすると。目が回ります(笑)。
洋食器の創美はカトラリーといえばクリストフル。
創業以来通算おそらく日本一の販売量かと思います。
でもまあ、ちょっと気軽におしゃれにっていうカトラリーがありません。
そこで試験的にイッタラの「チッテリオ98」と「ピアノ」も入れてみました(右写真)。
【ご注意】
■ブランドボックスなどはありません。
■多少の柄のズレ等製品に個体差がありますがメーカー検査基準合格品です。
■ご要望が少ない場合、今後取り扱いません(笑)。
■ご要望が多い場合、今後扱いアイテムを広げます。