マイセンの人形が登場していませんでしたね。
話が長くなるので避けています。
「磁器人形」っていいますが「猿の楽隊」は「人」ではありません。
「フィギュア」(姿かたち)とか小さいと「フィギュリン」とか呼ばれます。
アキバ系のおかげでよく聞く用語になりました。
ありとあらゆるマイセンフィギュアが存在します。
今日はあえてマニアックに限定品マイセンzoo?へようこそ。
マイセン2005年限定100体のElephant。900184/78956高さ13cm
18世紀半のJJケンドラーの作品の限定復刻品です。
当時はビデオもカメラももちろんインターネットもありません。
天才ケンドラー。
きっと伝聞をもとに「鼻の長い耳の大きい四足の大きな生き物」を作ったんでしょう。
象を。
お眼目パッチリ。耳が人の耳みたい。後ろ足は忠実に四足動物の特徴を表現(裏目)。
写真ではみえませんが口には人のような歯が並んでいます。
でもちゃんと「象」してます。
翌年の2006年の限定品のなかにはこんなフィギュアが復刻されました。
マイセン2006年限定Rhinoceros。
900184/78958高さ11cm 作者不明。
こちらも18世紀どまんなか。象とちがってかなり正確です。
二年続けて「マスター&リミテッド」のテーマでマイセンが採り上げた初期のフィギュアです。