本日休日。
洋食器の創美オフィシャルブログでありながらいかがなものか。の内容です。
たまには息抜きしましょう。
最初の自己紹介通り裏管理人の同居人?は猫4匹犬1匹嫁1人子供3人。
ただいま猫2匹のみののどかな午後。
じゃれあう2匹を眺めつつ。
ふと思い出す裏管理人家イヤープレート破損事件。
こいつらです。
末娘の誕生記念のロイヤルコペンハーゲンイヤープレート1993年を見事に打ち砕いてくれたのは。
左「ゴマ」やんちゃ男の子。右「ジジ」お澄まし女の子。
あとの二匹はギネス級長老14年ものとお出かけ大好き熟女でつねに猫らしく「われ関せず」の態度が徹底しています。
この二匹はもう。とにかくじゃれあい追っかけっこしあい大騒ぎ。
で。出窓のイヤープレート「がっしゃ~ん」。
こんな感じに。
いまやプレミアついて84,000円。
ふだんは偉そうにおすすめしているくせに買えません(泣)。
同居人は高くなってるの知らなくて「あらあら。」で終わり。
いまの相場を教えたら錯乱状態になること間違いありませんから黙って処分。とほほ。
でもいい年したオヤジがこいつみてると許せちゃうんですよ。
裏管理人同居歴代のべ10匹の猫どもの中で必ず風呂に入ってきたり、食事中に膝に乗ってくる猫ってふつういませんよね。
早くはいろうと誘っているところ。
シャワーでも浴びますか。
ウェッジウッド フロレンティーンターコイズ
ウェッジウッド フロレンティーンターコイズ
WEDGWOOD Florentine Turquoise
1872年デザイン。1931年発表。ウェッジウッド古参のシリーズ。
昔のウェッジウッドは長い名前が多くて、20年前の創業期はお客様も販売員も滑らかに口にするのに四苦八苦。
ユーランダーパウダーターコイズ、コロンビアパウダールビー・・・。
今は無き中野店で18年くらい前の実話。
まだ市販の見積書をお買上伝票にしていた頃です。
当時はご予約販売も閉店後に手書きの伝票から転記しなければなりません。いまでいうちょっとセレブな熟年女性販売員の伝票に記入されていたウェッジウッド。
「フロレンティーンパウダーターコイズ」(汗)。
どっちやねん(笑)!!
結局パウダーがよぶんだったことが判明し無事仕入れを依頼しました。
一週間ほどして裏管理人がでたお客様からのお電話。
「あの。山田(仮名)ですけれども先週お願いしたフロレンティーンパウダーターコイズ届いております?」
裏管理人「はい。まちがいなく届いております。」
伝票の控えをみながらの丁寧なお問合せに思わずそのまま通してしまったのでした。
そういえばミントンのことミルトンっておっしゃるお客様も多かった。
おもいっきり脱線。
ギリシア・ローマ神話に登場するグリフィンなどの動物がデザインされたフロレンティーンターコイズはエナメルのターコイズの部分を手描きする手間のかかったシリーズです。
カップならやはり紅茶専用ティーカップのピオニーがおすすめです。
なかにもデザインされていてとてもおしゃれ。カップで底にメダイオン文様がはいるのはピオニーだけ。よくみるとフルーツの文様ですね。
ソーサーやプレートにはセンターにあしらわれてバランスのいいアクセントになっています。
各国代理店の要望や流行にとらわれない真のウェッジウッドとして大事にしたいシリーズです。
古き良きウェッジウッド。
セッティング前提のデザインはそろえるほどに美しさを際立たせます。
本格派にはコーヒーカップ&ソーサー(ボンド)もおすすめです。
いわゆるデミタスですがカッコイイです。