リヤドロ人形 (スペイン) その1.
リヤドロ三兄弟が小さな窯を作ったのが1953年といわれています。
ヨーロッパの磁器窯としてはけっして歴史があるほうではありません。
50年とちょっと。
それがいまや世界中で愛される磁器人形の代名詞となっています。
「可愛いお花屋さん」 まさしく。
磁器人形というカテゴリーだけでこんなにメジャーとなったのは、
1.商品展開の徹底したこだわり(人形だけ)
2.いままでにないやさしい色使いと顔立ちの磁器人形
3.抜群の品質管理
4.意欲的な新作の発表
5.豊富なラインアップ
の5つの理由が考えられますが2.が人気の最大の理由ですね。
「人形は顔が命」ってありましたね。皆、やさしいお顔立ちです。
強い色も使いませんからなじみやすさも大きなポイントです。
単体ではなくて場面設定も作りこまれるところも魅力です。
幸せそうな一場面。 「夢の架け橋」。命名もすばらしい。
‘Bridge of dreams’が英名です。
フィギアは後ろ姿も見逃せません。当たり前ですが360度楽しめます。
もちろん細部も鑑賞に値します。
全部磁器です。