なじみやすい?すてきなアンティークを
「ヨーロッパ名陶名品展」藤沢店会場で撮ってきました。
例によってケータイなので画像の質は大目にみてください。
ロイヤルコペンハーゲンのブルーフルーテッドフルレース初期のモカカップ&ソーサーです。アンティーク。
脚がついているのわかります?こんなです。
アーノルドクローがデザインしたときのデッサン画がよく紹介されていますがオリジナルデザインはこんなふうになっています。
定番として製品化するのはコストがかかりすぎて取っちゃったんでしょうね。
これはコーヒーですが現行品にはご承知のように脚ありません。
1924年製でした。ROYAL COPENHAGENの上のバー(線)でわかるんですよ。
写真ではわからないと思いますが感動したのはその薄さ!!
透かしてみるとパターンが全部透けて見えます。
カップもソーサーもほんとうに繊細そのものです。
手描きも丁寧で欲しくなったくらい。
続いてやはりロイヤルコペンハーゲンのアンティーク。
超絶人気ミッドサマーナイツドリーム(マイセンではありません)。
こちらもアーノルドクローが19世紀末にデザインした名品です。
アールヌーボー様式のフォルムにアンダーグレイズの淡い彩色。繊細で優雅。
「マーガレットサービス」という名前だったそうです。
1930年代まで制作されていました。
そして1980年代から1990年代前半まで復活。
が。あまりに手間がかかり過ぎるためコストが合わなくてまた製造中止。
洋食器の創美創業の頃は現役でしたからまだそろえている途中のお客様もいらっしゃいます。
ピンクとブルーがあって特にピンクは大人気。
こちらはそのピンクのティーカップ&ソーサーです。第二世代の作品でした。
多少高くなっても再度復活して欲しいですね。